2015年12月31日木曜日

言葉の乱用 ここに極まれり

12月15日の警察庁の発表
多くはインターネットに接続されたルータ、ウェブカメラ、ネットワークストレージ、デジタルビデオレコーダ等の Linux が組み込まれたIoT機器(以下「組み込み機器」という。)が発信元
これらの機器が組み込み機器とは言われてきたが、これがIoTだと誰が定義したのだろうか。国が、言葉の定義をイージーにいじる言動をしていいのだろうか。
 つまり、コンピュータのうち、スパコン、汎用コンピュータ、パソコン、タブレット、スマホを除けば、すべてがIoTだという。

 そういう意味で、IoTという言葉は世の中に生まれてきたわけではない。それが、わかっていて使うのは、なにか理由があるのだろうか。

23/TCP はネットワークに接続された機器を遠隔で操作する Telnet で利用されていますが、 このポートに対するアクセスは、平成 26 年以降、高い水準で推移しています。

 ふつうに、このポートは使われてない。どこの解説を読んでも、リモートにはTelnetに代わるセキュアな通信を行うSSHを使っている。Linuxにはtelnetはデフォルトでインストールされていないし、なんでも立ち上げるWindowsだって、起動されていない。
 使わないのに使われないのに、警告を発するのか。不安をあおる必要がどこにあるのか。

この不正なプログラムは、特 定の CPU で動作する Linux に感染するものであり、一般のコンピュータで広く採用されている CPU「X86」で動作する Linux には感染しないものでした。CPU「ARM」「MIPS」「PowerPC」 「SuperH」を標的とした不正なプログラムであることを確認しています。

 そうなんだ。 PowerPCはVXworksやWindowsがのっているのが多いと思う。SuperHは日本製なので、わざわざコードを書く人間がいるかという疑問。
 MIPSは世の中から忘れ去られたような。。。失礼。ライセンスが安いのでありかな。
 最後というか、一番数の多いのがARM。でも、タブレット、スマホのLinuxはIoTではない。そうすると、組み込み用CortexM0/3/4/5はLinuxは乗っていない乗らない。

 私が現実を知らないだけかもしれない。国がうそを言うわけがない。なにか、隠しているのかな。

 と思ったが、telnetを使えば、httpやsmtpもアクセスできるから、あれ、x86以外だと断っているので、そいうアクセス手段ではないな。やっぱり、この発表の真意がわからない。

図1 宛先ポート 23/TCP に対するアクセス件数の推移

 縦の件数が異常に少ない。異常なトラフィックというのは、1日当たり数千から数百万件ぐらいを指すような。
 このリリースは、何のために行われたのだろうか。
 新聞やWebニュース担当者の中に、正常な反応をする人間を見つけるためのリトマス紙的なものだろうか。

 来年は、もう少し普通の文章を書ける人材を採用してほしい。



インテル 世界で最も重要な会社の産業史

Googleで、図書館 検索 で検索したら、2番目に柏の図書館が出た。
LINEの登録をしていたら、お友達、が出てくるが、これはGPSで同じ場所にいるという形で検出しているのだろうか。

 インテル 世界で最も重要な会社の産業史

が、おいてある。今度読みに行こう。今年出た書籍なんだ。386のMMUを誰が実装したのだろうか。アーキテクチャは286から劇的に進化したが、昔、IBMが協力したというのを読んだことがある。
 PC/ATをやっていたから、ありそうな話だ。DECはきっとライバルになることを予測していたから、協力はしなかっただろう。


元の英語版のレビューが1件しかない。人気ないのだろうか。
英語版の電子書籍はBookliveで扱っていない。線形回路設計者って、面白い訳をする。もと日経の記者。googleさんがリニアテクノロジーを線形技術と訳すのと同じくらい変だ。

残念ながら80286から486へ簡単に話が移ってしまっている。
286にはMMUはない。

2015年12月10日木曜日

これでWindows10を常用にできるか

メジャーなアップデートしたWindows10を入れても、数分で止まる。
何かのソフトを入れた時についでに入ったデバドラアップデートのツールが、悪さをしているらしいことを勝手に突き止めて、削除した。そうすると、半日ぐらい止まらなくなった。
しかし、

 このグラフィックドライバがインストールされるときに、止まっていることが分かった。何度でも、見つけてきてはインストールされる。
 Windows10では、更新プログラムを任意に止めることができない。Winodws7ではできたが。止めてもWindows10は入ったりしたお茶目なプログラムだったが。

http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2015/07/31/windows-10-windows-update-show-or-hide-updates-troubleshooter.aspx
で見つけたツール。
そのツールがみつけた更新ファイルが10個あまり。グラフィック関係をインストールした。PCIe関係も入れてしまった。
 リブート。
 とりあえず、updateにはHD4600は現れなくなった。

人生一区切り

会社の仕事の区切りがついたのが昨日。
ずっと、女房がうなぎが食べたいといっていたので、買って帰った。もちろん、南千住のお店に食べに行きたいところだけど、もうすこし落ち着いたら行こうと思う。
まだ、会社へは行かないといけないが、退職後の生活の糧も稼ぐ段取りもしないといけない。

人生半ばだけど、区切りにはいろいろなことが起こる。
二度目の十二指腸潰瘍をしたときの仕事が打ち切りになった夜、夜中に布団の上で踊っていたと女房に聞いた。私は何も覚えていなかったが、よほどのストレスだったのだろう。

今日の朝、みそ汁に口をつけると、なにか甘い味がした。
ほうれん草が入っているだけだと。かき分けると、そこに卵が入っていた。
昨日の夜に次男が作ってくれてたという風呂吹き大根を口入れた時、昨日は感じなかった昆布の香りがした。


 SF小説で、おいしいウイスキーが飲みたいというシーンが何度も出てきたとき、調べて、アイラのウイスキーを探し、ラフロイグを何度か飲んでいた。もうちょっとうまいの、ということで、何度かアードベッグを購入していた。今度は記念ということで、ちょっとうまそうなのを選んだ。



 私が知らないだけかもしれないけど、ミクの象徴である髪を切ってしまうというのは、普通の発想じゃない。でも、その蛮行を許せるぐらいの良作だとおもう。




クリスマスケーキ。パンを焼いていたときも膨らまなかったが、御多分に漏れず、ペッちゃんこ。

 清水の舞台から飛び降りた。ファインメットコア シングル出力トランス。春日のKAF-5720SD、2個も!

2015年11月28日土曜日

やはり イギリスから始まる Raspberry Pi Zero

本当に5ドルでRaspberry Pi Zero が販売されている。
はっきりいって、5ドルはすごい。
このメモリではWindows IoTは動かないかな。
であれば、Linuxを動かすしかない。

なんか、たのしい時代になりそうな予感。


1GHz ARM11 BCM2835はB+と同じだけど、クロックが速くなった分、良い兆候。さくっと動きそう。
OSのバージョンは2015-11-21から更新されていないので、B+と同じく使えるのかな。

 5ドル札があるんだ。日本でいえば、ワンコイン・パソコンだ。

 いらぬお世話だけど、Arduinoより安い。
 もちろん、開発環境を考えれば、Arduinoのアドバンテージは大きい。

デビアン系って、セントOSとは少し違うらしい。
デビアンって、最初から、apt-getが用意されていたらしい。
セントOSというか、レッドハットはrpmというソフトのインストール方法があったが、それより洗練されているシステム。

このまえ、アパッチの設定ファイルの構成ファイルが全然違っていたのを経験した。
それに、ファイアウォールも。
きっと、ほかにもたくさんあるに違いない。
試すだけなら、かんたんだ。


ebayをみると、3千円から6千円で取引されている。出品者はイギリスとアメリカ。
動かすだけなら、モデルA+と同じなので、初物、という価格なのだろう。

USBコネクタがひとつなので、ハブが必要。
adafruitでセットになっているのがOTGのケーブル。つまり4ピンがグラウンドに接地されている短いケーブルが同梱されているようだ。
なら、OTGタイプのハブを購入すればいいことになる。






Raspberry Pi Zeroの問題点は,GPIOのピンが形状に比べて大きすぎること.でも,教育用では,このピン配置を変えないことが正しい選択.Arduinoは,CPUが変わってもI/Oピンが変更されないことだからね.


 12月5日 エイダフルートから届く。



OTGのハブ;iBUFFALO スマートフォン/タブレット用 USB2.0ハブ BSH4UMB02BK

RASPBIAN JESSIE はstartxが最初に立ちがるようになっている。
クロックは700MHz。
Wi-Fiの設定が見つからない。


どんぐるは、BUFFALO エアーステーション 11n/g/b 150Mbps USB2.0用 無線LAN子機 ソフトウェアルーター機能付 エコパッケージ WLI-UC-GNME
を購入。

手動で設定するのかな。
GUIが右上にあった。PCが複数描かれている。クリックしてこの中から一つの親機を選ぶ。
暗号化キーを入れるとつながったようだ。よくみる扇状のアイコンに変わる。
右クリックでいちばんうえにでてくる WiFi Networks(dhcpcdui) Settingを開き、
interface wlan0をえらび、手動で、IP ,Routerはゲートウェイ、DNSを入れて、再起動するが、IPアドレス以外が反映されない。

手動で、
dhclient -r 
dhclient で、ゲートウェイが入る。これで、Webブラウザで、外に出ていけるようになった。

sudo nano /etc/network/interfaces

最後の行に、
iface wlan0 inet dhcp

リブート。


 GUIというかXwindowが軽い。700MHzでも。パッケージの表面はほんのりあったかい。
 model Bと何が違うのだろうか。
OSのバージョンの差なのか?


 漢字が表示されない。IPA fontで検索して、downloadのページに行くけど、文字化けして、どのファイルをダウンロードしてよいかわからない。ローマ字で説明がほしいですね。
 Windowsで同じページを表示して、あたりをつける。
 IPAfont00303.zipが落ちてきて、ダブルクリックしても何も起こらない。
エクスプローラ?を起動し、downloadsフォルダへ行き、zipファイルをマウスの右でExtract Hereで解凍する。
 そのまま、 /usr/share/fonts/truetype/ へドロップしたが怒られた。パーミッションのChange content をAnyoneにしたが、ダメだった。

 rootとしてmvはできないのだろうか、GUI上で。

sudo mv Downloads/IPAfont00303 /usr/share/fonts/truetype/

結局、手動。でも、認識しない。

sudo apt-get install fonts-ipafont

menu 設定 Raspberry Pi Configuration LocationタブでLocaleでjpを選択。

これで、Xwindowは日本語表示対応になった。


ーーー
クロックアップ
700MHz 21.0度でスタート。topコマンドを実行。10分後;30.1度。15分後;30.7度。
1GHz 21.3度でスタート。topコマンドを実行。10分後;30.2度。15分後;30.8度。

 何もしていないときは、発熱は少ないんだ。さすがARM。

Youtubeは始まるのに時間がかかるが、再生できる。さすが、フルスクリーン(HD)ではパラパラになるが。
SkipADというのが正常に表示されない。
動画再生時、温度は34.6度付近。

吹っ飛びました
画面キャプチャソフトをいれていると、死にました。電源を入れなおしてもGUIは出ません。
 imgファイルを焼き直した。
 音声をHDMIから出力するために、Windowsから見えるbootパーティションのconfig.txtを修正する。
# uncomment to force a HDMI mode rather than DVI. This can make audio work in
# DMT (computer monitor) modes
hdmi_drive=2

コメントアウトを外しました。 
 吹っ飛び前にyoutubeを再生していたのだが、音が出なかったので。
 GPU用メモリを64MBから128MBに増やした。384MBにすると、メインメモリが足りなく、すべての動作が緩慢になる。
 Localisation、LocaleはJPにします。timezoneはjapan。keyboardはjapan-OADGに。
リブート。あれ、フォントは自動で入らないんだ。
sudo apt-get install fonts-ipafont

 今度は、Wi-Fiの設定をGUIだけでできた。
右上のアイコンの一番左。


親機を選んで、暗号化キーを入力


wlan0を選択し、autoにしたままで、Apply。


 デフォルトゲートウェイが入っている。アイコンはWi-Fiの強弱に代わっている。



 youtubeは普通に見える。音も出ている。
 niconicoはFlash を要求する。



 ただ、よく落ちる。この時のCPU上面の温度は35度。
画面キャプチャのscrotは最初から入っていた。

同じユニオンジャックだけど
 オーストラリア製BitScopeをインストールした。


 Zeroとこのオシロはコンパクトな収納箱に入れれば、面白い。
問題点は、Windows用もそうだけど、トリガが安定しない。私のハードだけの問題なのだろうか。



 やっぱり、Zeroの次にMaxxとかHighEndという1GBメモリを積んだモデルを出してもらえると嬉しい。

<備忘録>
ファイルをダウンロード。Downloadsのフォルダで、
sudo dpkg -i ファイル名.deb
GUIの Menu Run で bitscope を入れる。BitScopeではない。

SDカードの利用領域の拡張
 ダウンロードしたファイルの解凍ができないので、dfコマンドをたたくと、利用領域が0になっていた。
 Menuの設定からRaspberry Pi Configuration Systemのタブ
Expand Filesystemを選び、リブート。

ミキサ
べリンガのミキサXairのソフトは、いろいろなプラットホーム用がある。






消費電流


 極性が逆になっているけど、立ち上がった後、ブラウザを開き、youtubeでproject Divaの深海少女を見ている状態。0.5A以下をキープしている。

 2Bで消費電流を測ってみた。


 900MHzから1GHzに途中で変更した。もう少しロギング間隔を短くしないと、ピークの電流を測れていない。
 2Bを動かしているので、ついでにhdparmでSDメモリの読み出し速度を測った。hdparmは最初から入っている。
 約18MB/sec Transcend 32GB TS32GUSDHC10E class10 HC-I 

 Zeroに変更した。
 約18MB/sec SanDisk Ultra 8GB class10 HC-I

 Class10にもさらに速いのがあるようだ。UHS-IとUHS-I(U3)。HC-Iより遅い?のがHC。
 まとめると;
   最速 UHS-I(U3) UHS-I HC-I HC 低速

 とはいえ、マウントして、どのくらいの差があるか測ってみないとわからない、倍以上違わないと、体感差はないかもしれない。

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 12/30 一人1台限定で、在庫が復活した。https://www.adafruit.com/products/2885
 あっという間に売り切れた。

Analog Discovery 2

Analog Discoveryの入門記事の連載を始めました。
  速習レッスン Makersには欠かせないマルチ測定ツールAnalog Discovery2 (1) 
  オシロスコープと発振器 その1


 2017年5月末にアナデバからADALM2000が発売されます。Analog Discovery 2をちょっとだけ機能縮小したモデルに見え、99ドル。実売12000円前後になりそう。
ちゃんとネットワーク・アナライザもある! 楽しみ! (2017/4/21)


新しいバージョンが出た。すこし帯域が広がった。GUIのソフトが新しくなり、Windows以外にもMacで使えるようになった。が、相変わらず、オシロとスペアナは同時には動かない。

世の中はマルチ! なんだけどなー。


WaveForms2015のヘルプを見ている。
ネットワークアナライザの接続方法が書いてある。Ver2には書いてなかった。
C1,C1にR1が増えているが、R1がなんであるかが不明だ。

メータに簡易波形表示が追加された。これは、今使っている岩通のVOAC7602とか、HPの34401Aの後継の34460Aのような機種でも波形のロギングデータの表示ができるものを反映したものだろう。

◆電圧計
0.9999Vを測ってみた。そうとうずれている。
基準電圧がずれているようだ。


Device Calibration というのを、見つけたが、電圧計はない。
何とかなる方法を見つけよう。

◆スペクトラム


 オプション類を表示しているところ


◆ネットワーク
 Sパラメータは出ない。テレフンケンの古いトランス。入力は50オーム、出力は470オームといびつな入出力インピーダンスで測定だけど。



より多くの使用例はこちら

DMMの校正

2台めのKeithley2000を手に入れた。
新品のDMMと比べると、4桁までは同じ。5桁目から異なる表示。もう一台のKeithley2000は5桁目まで同じ。6桁目は5カウントほど異なるので、十分一致していると判断。

なので、校正をしたくなった。
Keithley195Aは、51/2だったので、問題なく完了。
でも、2000は校正用入力電圧として10/-10V、次に100Vが必要。スキップできない。


2015年11月1日日曜日

mojoというUSB DAC

 10月15日発表で,海外では出荷されているようだが,日本では11月14日に発売になるようだ.

 バーブラウン,現在テキサス・インスツルメンツのPCM179Xは何年も前に開発部隊が解散しているので新規なハイエンドDACは出てこない.
 シーラスロジックは,Appleなどに非外販DACを含めて旺盛な開発力がある.
 ESSはいまハイエンドはES9018をだしてトップを走っている.

 別件で話題の旭化成は,もとクリスタルセミコンダクタの開発力と旭化成のデバイスプロセスがうまく融合してハイエンドなDACをつぎつぎとリリースしている.らしい.

 いまのDACの中身は,デルタシグマ変調器で構成されている.マルチビットのほうがSN比を取りやすいので,4とか5ビットらしいといわれているが,本当のことは公表されていない.量子化器の複数のしきい値判別の絶対値が作りこめないので,すごくたくさん作って,期待値が正しい,みたいな確率を求める処理を行っているらしい.
 3次以上は回路自体が不安定なので,回路をいじり倒して,なんとか安定になるように作りこんでいるらしい.らしい話ばかり.

 AKMはデバイスメーカーなので,ICにして外販する.
 内部のアルゴリズムは,FPGAでも作りこめる.もちろん,FPGA自体が高価なのだが,USB DACの価格帯が高めなので,利用してもエンド価格に影響は与えない.

 Chord社がmojoというモデルを出荷している.
 アップサンプリングでとても高い周波数に持っていく.サンプリング周波数がとても高ければ,量子化ノイズ電力は一定なので,周波数を高くすれば,S/N比は高くなる.
 ほとんどHUGOという25万円のモデルと中身は同じようだ.
 デルタシグマ変調とは言っていないので,フィードバックループはない? そうすると,単にマルチビットの量子化器を通しているだけ.まえから,アナログ回路はシンプルなほうが良いといっていた.ディジタルもそうなのか?
 FIRフィルタはフィードフォワード.WTAフィルタは過去の信号との相関のような情報処理を行っているので、一部係数のフィードバックもありかもしれないけど。

FPGA
 ロジック回路が入っている。ゲート換算で数万回路。それに演算ユニットとかSRAMメモリとか。最近はARMプロセッサが入っているモデルもある。
 電源を入れても、何も起こらない。ゲートの接続情報は、ROMから読み込む。したがって、ROMを更新すれば、中身が変えられる。
 開発はHDLという言語で行う。ハードウェアだけど回路図ではない。C言語ポイのでも開発できるようになりつつある。
 2大メーカーがある。mojoに入っているザイリンクスが1番、2番はこの前インテルに買収されたアルテラ。ほぼ同じ規模。3,4がなくて5番目はどこだっけ。

 DACはΔΣ変調回路が入っている。マルチビットのコンパレータはたぶんアナログ。なので、そのままではFPGAには実装できない。
 通常DACの内部ではアップサンプリングが行われている。たいてい64倍?
 これを1024倍にすれば、それ以上にすれば、デジタルだけでも構成が可能。たぶん。


電源
電源専用にUSBミニジャックが用意されている。電流容量が分からない。ミニは電流容量の規定はない。常識的にはマイクロのように2A以下だとおもわれるが、実際はどのくらいなのだろうか。
電圧は5Vだけど、内部はいくつなのだろうか。FPGAは1.xV。でもアナログ回路は、5Vかそれ以上。ということは、DC-DCコンバータが複数入っているのだろう。
つまり、入力電圧5V±xVに、そうとうの余裕がある?
では、バッテリに4.8Vでよいか。エネループ4本。充電満了直後だと5Vを超えるかもしれない。

まずは、電流を測るところから。



電源 その2
 普通にはスイッチング電源を使う。今の選択肢は、AC100VからのACアダプタを使う。一番安いのが100円ショップの200円。でも、負荷の変動には弱いので、却下したいが、使えるかもしれない。
普通に秋月で売っているの。
それに、コモンモード・フィルタと普通にLCフィルタを実装。

電源 その3
 次に12Vのバッテリをもとに使う。ブリーダ抵抗で5割流し、5Vまで落とす。

電源 その4
 12Vのバッテリの後に、シリーズレギュレータを入れる。1Aなら、ICですすませられるし。


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11月17日 アマゾンでは,出荷される素振りが見えない.どうしたのだろうか.到着予定日は18日なのだが.
11月20日 お届け予定日: 2015年12月2日水曜日 - 2015年12月30日水曜日

12月3日 12月30日までにお届け予定 だそうだ。

12月11日 12月11日から12月12日の間に到着予定
12月12日 出荷準備中
届いた。


UR12のヘッドホン出力とはぜんぜんしっかりした音が出ている。ヘッドホンはK-601。

MacBook Pro 13-inchi 2013 late retina。 OS X EI Capitan
Audirvana Plus

USB-DACは3種類。
  • YAMAHA Steinberg UR12
  • TEAC UD-501-B RCA出力
  • Chord Electronics Mojo
アンプはサンオーディオ300Bシングル SV-300BE。今ささっているのはPSVANE。
スピーカはNorelco AD5277+Klipsch K-77

 3種類のDACを切り替えて聞いているけど、音源はHD-tracksのハイレゾ。差が思ったほどない。

 Arduinoにつなぐ。micro-microのケーブルを注文した。
 MP3もしっかり聞かせてくれる。要は、フォーマットではない。プロデューサが、ミキサーがどれだけまじめに音を作っているかだけ。



2015年10月24日土曜日

同じ言葉

  • アルミニウム
  • ジュラルミン アルミに銅,マグネシウム,シリコンなどをほんの少し入れた合金.普通に楽天で買える.
  • 航空機用アルミ ジュラルミンのこと.ロードタイプの自転車にも6000番台や7000番台が使われている.

  • 陽極酸化皮膜処理
  • アルマイト      同じこと.理化学研究所の登録商標
  • ハードアノダイズド 同じこと.
昔,アルミで金歯を作っていたことがある.歯の治療中,アルミのキャップを臨時にかぶせておくことがある.これを金色にする.
アルマイトは,もともとシュウ酸溶液中で電気分解をすると,アルミの表面が10ミクロンぐらいでアルミナになる.多孔質なので,その穴の中にイオンをいれ,煮沸して閉じ込めると,干渉膜となり,特定の波長が吸収される.そうすると,金色の輝きを持たすことができる.要はヤカンやなべの色.
 濃度や金属イオンの種類を変えれば,色味は金色そっくりにできる.
 アルマイトの金色,真鍮,22金以上金を並べると,普通は判別できない.持てばわかるが.金って重いんですヨ.

2015年10月15日木曜日

鉄とアルミ缶の分別機が特許に

というニュースをやっていた。
本当?
この程度は実用新案じゃないの。これを特許にしたら、審議官はボンクラじゃないのって思った。
 ン本当に特許になったの? 特許を出すだけなら、町の発明家でもできる。審査請求を出して結果、特許になったの? 審査請求には高額なお金を払う。年月も掛かる。

 でも、その原因がふるっている。その小学校6年生の娘のおじいさんがコンビニをやっている。鉄とアルミ缶の分別をやっていて、それが大変だったから、分別機を作ったのだそうだ。
 で、そこが根本的に間違っている。その地方自治体のごみ処理場で、分離ができないということが、根本的におかしい。
 子供に発明をさせたということが自体が間違っている。大人が解決すべき問題だ。

 番組は、小学生が特許を取ったというポイントだけで取材している。
 審査請求をして、どのぐらいの年月経たないと特許にならないかという、国の本質的な問題に切り込めていない。

 銀河英雄伝説というアニメが、2017年にリニューアルする。
 このアニメのテーマは、市民が政治に関心をなくすると、その結果、自分に災難が降りかかりますよ、という内容。
 なぜ、100話を超えるアニメがリニューアルするのか。すごい費用がかかる。誰かが出さないといけない。ワンクール14話を作るに、2千万ほどらしい。
 そこから導き出される唯一の理由は、黒幕がいる! 資金を提供する黒幕がいる。その黒幕は、市民が政治に興味をなくすることを危惧しているわけだ。

 話は飛びまくっているが、中国が放映禁止にいたアニメの筆頭が「1. 残響のテロル
中国の歴史は、テロの連続だ。スパンが数100年というのが特異ではあるが。
 

デジタル大辞泉によると、テロるとは、《恐怖の意》暴力行為あるいはその脅威によって、敵対者を威嚇(いかく)すること。恐怖政治。テロ


アニメ自体は、六ヶ所村にある、あるはずのない原子爆弾を盗み出して、東京の上空で爆発させる、というのが最後の最終回の終了5分までみなが信じているというミステリとしてはうまい構成だった。
 それは、中国政府にとっては気になったわけだ。
 で、TPPに参加できなかった理由は、著作権を無視する国は参加できないという項目に引っかかっている国だ。著作権料を払っていない国だ。
 日本でたくさん作られているAVビデオ。台湾の裁判所は、それには著作権がないというはんだんをした。だいたい、著作権料を払っていない国が、そんな判決を出さないといけないんだ。

 日本で放送されたアニメを30分後に中国語のテロップを付けて公開するというボランティア団体がいる国だ。
 数時間後にはスペイン語のテロップがついたアニメが公開される。
 無料で公開されるぐらいなら、安価な放映権を売ればいい。国ごとにエージェントを設定すれば、違法公開しているサイトをそのエージェントが訴えれる。

 話はまた飛ぶ。
 これほど低出資で高リターン。というアセット不動産の広告がyoutubeでやっている。絶対もうかりますっていうのは、絶対に詐欺だということを日本国民はみんな知っているはずだ。それを広告として流しているGoogleは非国民だということだろう。


2015年9月29日火曜日

MDO マルチドメインオシロスコープ

言いだしっぺはテクトロニクス。MDO4000シリーズなどがある。もっと高価なオシロにも実装されている。

Mixed Signal Oscilloscopes というのは、アナログとディジタルの両方を時間同期できることを表現しているようだ。この機能は、USBオシロにも実装され始めている。

MDOはオシロの信号とFFTを同期させているらしい。MDO4000はすでにいくつかのバージョンアップをしているので、操作も充実しているに違いない。



調べていくと、MDOがうたわれているUSBオシロがあった。しかし、それがテクトロと同じ意味で使われていのかが確認できない。売りであれば、もっと宣伝すべきことと思われるが、そうではないらしい。

http://usbee.com/oscilloscope.html
http://www.sigview.com/index.htm
http://www.linkinstruments.com/

2015年9月23日水曜日

monoはモノのシステムで聞く そうか?

モノの音源は、スピーカ1台で聞けばよい。その通りだ。
普通はステレオのシステムなんで、カートリッジもモノがよいと、最新の感泣王国には書いてあった。
 何台か手に入れたQRKとか、アメリカの放送スタジオで使っていたターンテーブルについていたカートリッジはカモメマークのM44-7ばっかり。その出力をショートして使っている。モノのカートリッジは当然存在していた。でも、規格が変わる時、前方互換になっているので、ステレオの針が横に振れるのであっても、縦の振動を記録したモノのレコードを読み取れるようにした。逆であった。
 AMの放送局はモノの放送。M44-7の帯域で十分。
 ラジオの受信機に使われるIFTの通過帯域は、アナログの限界によって低域と高域が落ちる。群遅延特性もあれる。送信時の10kHz程の帯域は相当狭くなって聞くことになる。なので、ラヂコをパソコンで聞くと、この音質はまるでFMのラジオ?っていう人が出てくる。
 
 最近、何度が会社の携帯電話を使った。
 なんてひどい音質なんだろうか。これと同じ機械で、ハイレゾとか、聴いているんだ。腸捻転という感じ。
 業者はLTEのスピードが何とか言っているけど、あの音声のひどさをみんな我慢できるって、使っている人はすごい!
 3Gに比べれば随分ビットレートを上げているのだから、音声に必要な8kHz帯域を確保できるのに、同時に利用できる回線を詰め込めるから、それを実現しようとしない。
 使っている人は文句を言わないのだろうか。

 行政指導の好きな日本だから、総理大臣のちかしいひとが、某孫氏とか10兆円も利益をだすって言っているのは。。。と進言したに違いない。
 そう、いまいくら携帯にお金を払っているのか知らないけど、今の音質の人は2000円にします。黒電話の音質にしたい人は今までと同じだけ払ってね。とか。
 でも、それもおかしいな。10兆円の半分が税金になるのだから、政府は努力しないでも国民から税金を吸い上げられる。だから、たっぷり儲けてもらったほうがよいはず。。

 で、携帯電話はどうしてステレオにならないか。
 携帯を運転しているときに使ってはいけない。歩道を歩きながらスマホを見てはいけない。というのが、日本のルールだ。
 だから、携帯を使っている時、ステレオで音を聞いても問題ない。
 モノの時代にステレオを提案した人はどういう屁理屈を並べたてたんだろうか。
  アンプもスピーカも倍になるから、単価を上げられる! 
 携帯でステレオに回路や伝送が対応できていれば、電話がかかってきた直後は、かたっぽのスピーカはノイズキャンセルの音を出せれば、明瞭度は高くなる。ゆっくり話したくって静かなところであれば、ステレオに切り替えればいい。
 臨場感豊かになるね。会話も弾むね。



2015年9月13日日曜日

Digilent社はすでにNI社に買収されていた

だから、LabVIEW Home Bundleというのが出ているんだ。
探していると、

SparkFun Inventors Kit for LabVIEW

というのもある。しかし在庫切れ。もしかしたら、終息するのだろうか。
LabVIEW Home Bundle関連は充実している。
商用利用でなければ、49ドルで手に入る。あそべそう。

2015年9月8日火曜日

アモビーズ というのがある

むかし、10年(ウソ)ぐらい前にブックマークに入れていた。その時の価格は2万か3万円だった。もちろん、それは買えない。
昨日、見てみるとなんと! 6千円ではないか。
検索すると2004年ごろ千石でも売っていたらしい。

問い合わせるとRSで購入できるそうな。

SW電源のショットキーダイオードに入れる。フェライトではノイズが増えるだけ。アモビーズとファインメットビーズでは、過飽和特性によって、???というノイズを下げる。

 それがいまでは、風が吹いておけ屋の前まで吹いて、 びゅーびゅー 
オーディオの音の良いパーツになってしまった。


2015年9月7日月曜日

25巻は最終ではなかった

ピアノの森(26): モ-ニング 

アマゾンの発売日は10/23でスタート。
9/5 11/20に伸びる。 どこまで伸びるか! キット来年だ。
完結編だそうだ。実写の映画って企画しないのだろうか。
11/20 発売日: 2015年12月22日火曜日

そろそろちゃんと竜巻をトレースする態勢を整えるべき

香港空港へ、すでにあるドップラーレーダーに追加して三菱が風速レーダーを納入する。
空港で、突然ダウンバーストの状況が起こるというのを発見したのは、日本人の藤田哲也だった。
なので、どの空港にも、ドップラーレーダーが設置されている。

従来の電波を用いるレーダー装置では、雨滴や雲のない晴天時は風速測定ができませんでしたが、今回受注したドップラーライダーは、単一周波数のパルスレーザーを用いて大気中の塵や微粒子の動きを捉えることで、晴天時でも風速や風向きのリアルタイムな測定ができます。また、高出力光アンプを搭載することで、最大で34km遠方(世界最長)の風計測を実現します。 2015年3月に納入し、現在運用中の雨天時風観測用空港気象ドップラーレーダーとあわせて運用することで、全天候において香港国際空港の航空安全に貢献します。

なんだそうだ。東芝も作れるはず。
 たぶんレーダーといっても、回転しないアクティブフェーズドアレイタイプ。
 晴天でも、竜巻を記録できる。他のレーダーと合わせて、発生状況を推定できるデータが取れる。

 つまらん、Tカードみたいに、ポイントを付けて、企業にその情報を売るのだけがビッグデータではない。

 複数のタイプの異なるレーダーからの情報をスーパーコンピュータで解析する。
 この解析技術は、きっと、別の戦略にも使える。

 解析したデータは、たとえば、交通機関の緊急停止情報とかに使える。いつ、竜巻が車両を持ち上げてしまう事故が起こるかは神のみぞ知ることだから。
 リアルタイムに、電車が橋梁にかかる時間と、強風の予測ができる。つまり、強風だから、たっぷり列車を止めますっていいなんというか、なんというか、もうちっと何とかならんかという状況を打破できるかもしれない。

 こういうのは、解析ソフトの開発が重要。そいう分野のソフトって、とっても頭脳が必要。日本って、このレベルの頭脳が就職難で有り余っている。。
 蓄積できれば、パッケージにできる。


 それにしても、千葉 というのをやめてもらいたい。

 災害は地方自治体別の起こっているわけではない。
千葉市内と、私のほとんど茨城県隣接の千葉では、ほとんど状況は一致しない。

 この技術って、本当は軍用レベルに相当するはずだけど、普通に輸出できるよね。

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やっている人を見つけた。
100×100の2次元だと、とんでもない価格になるアクティブフェーズドアレイ。
なので、1列だけにして、回転させる。そうすると、今のxバンドのレーダーと価格的に釣り合うそうだ。
http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1301/02.html
東芝が絡んでいる。

2015年8月28日金曜日

ソニーらしい製品が出た

お手元テレビスピーカー(テレビリモコン付き・ワイヤレス) SRSLSR100

もみもみを使っていると耳元がうるさいので,テレビの音が聞こえない.耳元だけテレビの音声が聞こえてほしい! リモコンと合体させるって,すごいじゃないかい!

でも,ソニーの直販では売っていないようだ.

2015年8月23日日曜日

ミキサというか切替機がほしくって

 バランス出力機器が増えた。というか、RCAケーブルの伝送は世の中からすれば、イレギュラだから、ノーマルにしようとした。
 RCAケーブルを変えると音が変わる。あたりまえですよね。インピーダンスのマッチングが取れていないのだから、長さ、受けのインピーダンスによって反射の量はみんな変わる。

 業務用に切替機というのがない?
 マイクや楽器からはサミングアンプで集める、ミキサからスプリッタで複数の出力をとりだす、という形のようだ。
 XLRの切替機は作れる。でも、世の中がそういう形でないなら、プロ機器であろうがそのソリューションに合わせるべきだと思った。
 で、フェーダー、サミングアンプなど、ドイツの放送機器、録音機器のパーツを集めていたが、集めるとでっかい装置になるので、くみ上げる気持ちが萎えた。配線量もばかにならない。

 そう、ミキサがあればいいのだ。いまさらアナログミキサはないだろう。
 頻繁にフェーダーを動かすわけではない。なら、コンパクトなラック型が良い。

 いま、UD-501とレコードプレーヤの出力がXLRで出ている。
 4wayモノと2wayステレオの2系統の出力機器がある。
それぞれ、1系統増えるとすれば、3x2=6本の入力と、6本の出力があれば、用が足りる。

 デジタルがいいなー。  
   デジタルがいいなー。
     デジタルがいいなー。

あった! X AIR XR16



 ほしかった機能がもう一つある.
 Dripというサイトで,古いプロ用機器の再構築をやっている.fairchild670 いいねー.回路を見てほれぼれする.物量を投入.どうやったらコストダウンできるとかなんぞ微塵も考えていない.
 そのコンプレッサの機能が入っているらしい! もちろん,ソフトだけど.豆球の非直線をエミュレートしてるのかなー.
 ADC後44.1/48kHzだけど,24ビットで演算は40ビットDSPなんで,計算途中で誤差はほとんど入らないだろうし.96kHzはいらないだろう...とういかADC自体は192kHz対応だし.きっと中ではアップサンプリングやってるし,きっちり20kHzの帯域をハンドリングしているなら,十分だろうと考えられる.


 もう一つ.出力が複数ある.たとえば90Hz以下を割り当てられるようだ.チャンネルデバイダ代わり.

2015年8月17日月曜日

アメッシュ 障害が発生か


ドップラーレーダーの情報、実際の降雨計とを照らし合わせ、雨の量を計算して表示しているのがアメッシュ。
計算ミスかどうかわからないが、同一円周上にデータが欠落している。東京にあるレーダーの測定データが欠落しているのか、コンピュータの何台か並列処理のうち1台が止まっていたとか。でも、そうすると、それなりに複雑なプログラミングをしているような気もする。東京以外の別の広域レーダーの情報は表示されていたり、いくつかの計算結果を合成してマッピングしているのだろうか。

2015年8月14日金曜日

serial USB driverが

 Arduino互換機で使われているCH340/341ドライバが見つからない。Macはだめ。Windows10もURLに書かれている指定のドライバを入れるが、認識しない。

 USB-SERIAL CH341 Driver Installer ver8.5というのを見つけた。余分なものがひっついているが無視。Windows10で認識した。


SVGファイルを描画してくれるおもちゃ。デモを動かした。水平だし、ペンの取り付けが微妙。

2015年8月11日火曜日

Windows10IoTきたー

10日に発表されたようだ. いいねマークがあったら押したいぐらいだ.
 Wi-Fiサポートしたよ.
 GPIOアクセスは速くなったよ.
 ADCとかライブライリーでサポートするよ.
 Python サポートだよ!


 日本語のサイトがある.

2015年8月8日土曜日

世界は中国で回る ESP8266

 ちょっと遅れてきた秋月電子通商は、技適の通ったWi-FiモジュールESP8226を8月4日に680円で公開した。アマゾンで販売していた代理店が追随した。そうすると翌日550円に下げた。
 TX/Rx/GND/3V3の4本だけつなげればいいのだから、本体だけでも使えるはず。
 公開されているマニュアルには、I2Sインターフェースの情報がない。もう少し先になるのだろうか。
 XbeeではATモード以外に、I/Oを使うためにはもう一つのモードが必要。X−CTUツールを動かないといけない。
 ESP8266にも10ビットADCがある。これはATコマンドで使えるのだろうか。

 BLEも最近中身はCortex−M3/M4が入っている。
 BLEも次はV6が話せるようになる。
 ESP8266には、TCP/UDPのプロトコルスタックが入っている。

 日本のテレビにLinuxが入ったのは、このTCP/IPのプロトコルスタックを自前で開発できない、開発はできるが自信がなかった、開発できる人材があるのに上司がバカだった、という理由らしい。
 このソフトの開発は相当大変。
 Windows10も前の前の前の、一番ベースとなるNT3.51。CPUが二つになったハードがあって、TCP/IPの通信が途中で切れる、その時の原因は、待ち行列の制御の失敗だったと聞く。
 RFCのメンバーに人を出さなかった日本は、もちろん行間が読めない。自信がない。だから作れない。 外野はそう取れる。

 アメリカが無線を引っ張っている。そこで働いた人が地元に戻っている。
 韓国とは違う。年収3千マンで日本人を引っ張ってテレビを作った韓国とは違う。
 IEEEの委員会にはワーキンググループがある。そこで何もかも決まる。決めていく。決めると、すぐにシリコンに作り込む、ワーキンググループが最終規格を練り上げた時には、シリコンが完成している。複数の会社で。

 通信は、そのむかし通信の規格はCCITT、フランスが牛耳っていた。モデムの速度が上がった時、デファクトスタンダードという名の競争が始まった。ヘイズとUSロボテックス。どちらかというと、TIとアナデバのDSPの代理競争であったような気もするが。

 その頃って、CD−ROMをアプリックスが、その後のATAPIの規格、USBのNECとか、日本人も絡んでいたのだけど。

 話は戻って、500円でWi-Fiがつながる世の中。BLEより使い勝手がいい。と思う。
アメリカ帰りの中国人、というのは私の勝手な想像だが。
 世界で最大のファンドリを築いたTSMC。元TIの社員だった創業者は、IBM向けのICを作っていただが歩留まりが上がらなかった。創業者は、温度管理を密に行うことを提案したそうな。
 パソコンのGPUの雄であるエヌビディアもTSMCがあったから世の中に製品が出せた。そいう会社が目と鼻の先にあるという環境でESP8226が出てきた。

 これは始まりかもしれない。そう、設計と製造が一体となった国。中国。

 ebayだと200円台がある。そうするとOEM価格は100円ぐらいなのか。iPhoneに採用された村田のモジュールは、価格の引き下げを要求されるのだろうか。



世界はまたもやイギリスを中心に回る Micro:bit


大航海時代のようにユニオンジャックはまた輝くはためくのだろうか.

製造がすべてではない.

机の上にはボールペンよりたくさんのARMチップがあるといわれて久しい.
ArduinoはやっとM0+に落ち着きそうだ.これでUNOでは不可能だった長いプログラムが書ける.
最初の構想とは全く違うものになったMicro:bit.イギリスの11歳と12歳(中学1年生相当)の人口はいくらぐらいなのだろうか(100万人ぐらいらしい).結局,Cortex-M0になった.mbedでもある.
CPU,開発環境がイギリス.開発ツールはマイクロソフトが下請けで作った.C++なんだ.Micro:bit はオープンソースになる予定だそうだ.市販されるとしたら12ドルぐらいか.
RaspberryPiもイギリス.

どこかで,だれかが,青写真を描いているに違いない.
17世紀,他の国より資源のあるところで搾取するため,速く航海するために人は惑星の運動を観測し,数学的に解析できる時代がやってきた.
18世紀はフランスにその中心が動いた.
レーダーだってイギリスの発明.実用化したのはアメリカだけど.

1ppmでよいのだ.このMicro:bit がおもちゃとして使えることがわかる児童が現れるのは.

 ところで,教師の教育はどこが行うのだろうか.
 いや,教師も共に学ぶという逆転のシナリオが用意されているのだろうか.そうすれば,スーパーバイザは少数でよい.

解説その1 mbed
ヨーロッパの若者が、それぞれのマシンに開発ツールをインストールするのは無駄じゃないかい、バージョンアップのたびに大きなファイルをダウンロードしなくちゃんらない。とか考えて、いろいろなメーカーに持ち込んだが、そういう考え方は採用されなかった、らしい。なぜかファブレスの、ファブレスというのは製造工場を持たない会社のこと。つまり、頭だけ使って、汗はかかない企業のこと。
ARMに採用されて立ち上がったのがmbed.org。今はver2.0。もうすぐ3.0になる。OSが用意される。普通のマシンを作る環境が整う。  

解説その2 Arduino M0
 まだ、10年も経っていないが、イタリアの何人かの若者、若くないかもしれないが、教育向けのマイコン・ボードを作った。ブランドをArduinoという。毎年バージョンアップを続けUNOになった後、マイコンであるATMega328でマイコンの能力アップは止まってしまった。どこにパイプがあるのかは知らないが、ATMegaを作っているATMELはフィンランドの会社だが、このAVRマイコンは、大学時代に若者が持ち込んだマイコンのアーキテクチャを実際に作ったもので。もともとメモリを作っていた会社。まるでintelと嶋さんの関係みたいだが。
 フランスにも工場がある。ARMのデバイスを作っているが、最初に作ったCorttexM3の出来が悪かったが、それで、Arduinoを作ったがクリチカルで、ボツになった。その次のフランスATMELが作ったチップの製品は世の中に出たが、忘れ去られた。UNOよりも高価だったし。
 ARMはPICやAVRの市場を取るべく、ARMはCorttexM0を世の中に出した。ちょうびっと性能を上げたM0+がある。UNOと同じ値段で、ArduinoM0はM0+を搭載して登場。もしかしたら、同社のメインマイコン・ボードになるかもしれない。まっ、その前に会社が分裂しているので、そのもんだいのを解決しないといけないが。

 この教育用マイコンは、フィジカルコンピューティングいう名称で呼ばれている。MITが発祥の地。
 今のMacのOSは、いやiOSもそうだけど、もとジョブスの作ったNeXT社のマイクロカーネルがベース。MITにいた、???氏の作品。マイクロカーネルはその後作りかえられて? DAWINとしてオープンソースになっているはず。よく、Linuxのカーネルとアーキテクチャ上の喧嘩をやっていたと思うが、そいうことはどうでもよくなった時代なのかもしれない。

解説その3 ラズパイ
 現在、Windows10IoTを乗せるべく市場に出ているのが最新モデル。Raspberry Pi 2 B。どこかで採用が流れたSoCを教育用150ドル、おかしい、イギリスだから100ポンドパソコン、に売り込んだのがブロードコムの社員。
 市場の1%も取れればいいと言ってジョブスが投入したiPhoneは世界最大の携帯電話製造会社をボロボロにするまでに至った。多分、そこで使われる予定だったARM SoCは行き場を失った。担当はマッサオだ。それを売り込む市場を見つけた社員がいる。だから、このSoCは秘匿される機能が含まれているので、すべての情報が明らかになっていない。なので、オープンソースとは対極にあるのだけれど、Linuxが動く。2BになってSoCは新しくなったのに、相変わらず情報が公開されていないらしい。なにやらきな臭い気がする。

 ついでにいうと、ARMはマイコンのアーキテクチャを設計していただが、どこも採用してくれなかった。らしい。ニュートンという製品がAppleにあった。もちろん失敗作。私も持っていたが。これにARM6という?アーキテクチャが採用されたマイコンが乗った。これでARM社は存続できた?と勝手に思っている。真相はいかに。

 結論に至る。

 世界から搾取をしたから、あのきらびやかな宮殿がある、黄金がある。
 その夢を再びと、青写真を引いた輩がイギリスにいる。
 ロンドンオリンピックまでの7年間の準備で、自転車のトラック競技場を作り、若者を育てたのがイギリス。立案し、実行した。

 期待しかない。Micro:bit を11歳と12歳にぶつける理由はきっとある。
 イギリスでは15歳で、道が分かれるそうだ。スパイ小説に出てくる優秀なMi5/6の人間は、エリートコースの人間だ。でも、そうでないコースに行く子供だって、世界を変えられるかもしれないと、誰かが考えたからこの年齢なんだと思う。

 
話は戻って、製造業しかない日本という国。
 イギリスが、(結果的にだが)香港を分捕るために、阿片を中国に持ち込んだ。手段にしては汚いと、私は思う。原爆を落としたアメリカと変わらない。
 陶器を持ち帰って、ヨーロッパで売りさばいた東インド会社。ヨーロッパのニーズに合わせて、景徳鎮は大忙しい。生産が間に合わない。なぜか、下請けになったのが、佐賀県。
 戦後日本では鍋料理が盛んだ。でも、土鍋は割れるという欠点があった。それを克服したのが、名古屋にある窯業なんとかという研究所。
 インテルのPentiumは、当初セラミックのパッケージに入っていた。日本製のセラミック。
 今、プリント基板上で、積層セラミックコンデンサが無数に使われている。日本の独壇場。歴史はめんめんとつながっている。土を探し、粒を揃え、適正な温度で焼く。
 地表で一番多い元素がSiだ。土の多くはその酸化物SiO2でできている。日本に唯一豊富な地下、いあや地上の資源。


 Cortex-M0はどのくらいのパフォーマンスのあるマイコンなのだろうか。古くはZ80と比べるとどうだろう。
         Z80   Cortex-M0
クロック    4MHz 48MHz
メモリ     外付け flashは64Kぐらい?
SRAM    外付け 内蔵8k?
EEPROM  発明されていなかった。
タイマ    外付け  32/16ビット
ADC     外付け  10-12bit
価格     本体だけで3万円

 比べるのがおかしいぐらいに高性能。


 日本でこういう話は実現するのだろうか。
 日本は、アメリカのような最先端、ソフトの新しいものを考え出すためのインフラがない。作らないように誰かが教育などのインフラを制限している。
 文科省とかはきっと中心にならない。
 そうすると、個人レベル。 そう、いるじゃないかい。 孫さんが。

ところで、これが一般にたとえば12ドルで市販されるとしたら。
 12ドルは1500円。これをIoTデバイスとして使うには、何が必要か。とたん、BLEでは足りない。飛ばない。ここはESP8266に積み替えて、ライブラリを入れ替えたのがほしい。14ドルぐらいになるか。
 M0は内部発振だと思う。だとすれば、温度補償は、Cortex-M0内部の温度計を使っている。ということは、温度は内部で読み出せる。かも。
 ディープスリープで、10秒ごとに起きだし、温度を測り、送信するというアプリケーションはどのくらいの消費電力になるのだろうか。

 年末に、GoogleのAndroidプラットホーム?の開発環境にBrillo OS,通信関係にWeaveが登場するらしい。こちらはコストがかかりすぎる? いやMicro:bit を複数配置して、安価なBrilloマシンを持ってくるというのが、ベターな環境か。でも、そんなむずかしい開発環境を使わず済ませたいのが本音。
 もっとイージーにIoTからデータはクラウドに投げたい。

 まず、1台。温度と気圧をクラウドに送信する。家にあるルータとの接続は、ボタン一つで可能にするプログラムをだれか書く。
 日本中、小学6年生の自宅100万台の気象thinクライアントの設置が完了する。
 これを話題作りの一つにする。

 次に、東京マラソンのランナーに持ってもらう。たぶん、freeのWi-Fiアクセスポイントが設置されているはずなので、3万人のランナーの呼吸数をGoogleマップの上にマッピングするという実験をする。
 サポータの持っているスマホに、アプリを入れてもらう。そのアプリは、応援する人のIDを入れると、呼吸数を表示し、裏で秘密裏にいやどうどうとディザリングでクラウドにデータを投げる。これで、中継Wi-Fiルータの台数は確保できる。

 クラウドコンピューティング会社にそこのソフト開発力を示してもらうために、個々の情報推移、危険呼吸数上昇のアラート予測など、見てる人のテレビで情報を選択表示ができるように作りこんでもらう。
 このコンペは、いかにステップ数の少ないプログラムでコーディングできたかを基準とする。
 もちろん、ライブラリ、クラスをいっぱい作ってもそれらはカウントしない。
 だから2行で済む場合もある。


2015年8月4日火曜日

Mac ふたたび

ブルーツースのキーボードとパッドを生かすように作られているのがわかる。ノートPCを閉じると、2台目のディスプレイに多くのソフトが移る。
 今はMacを手元に置いているが、どこかにしまっておいて、机には外付けキーボードとパッドだけを置いておく運用ができるようだ。
 普通はスリープ状態。本体の電源を入れるときだけ、本体のマックが必要。

 でも、次のバージョンアップで、そういう運用が続けられるのだろうか。ソフトの立ちげが早くなりますって、それは、メモリのリソースをばかばか使ってしまうんだろうね。8GBではそのうち苦しくなる。

 少ないメモリをやりくりするためにMMUは働いている。
 十分なメモリが使える時代に則したMMUって開発されているのだろうか。

2015年8月3日月曜日

フロントエンド つまり初段 


5W NFBアンプの試作。最初に4セット。とりあえず初段の音の変化を確認しよう。

  • 2SK170V  10.17/10.01/9.73/9.64mA Idss少ない。偽物をつかまされたか。9Vで測定
  • 2SK369   23.85/23.83/23.06/22.98mA 4Vで測定。いや間違っている15Vか?
  • 2SK146GR 最初からペア
  • 2N5912 最初から、ダイ上でペア


 終段はどうしよう。放熱器の都合もある。Pc 20Wから100Wを用意しよう。Cobのなるべく少ないの。

 定電流でよく使われる2SK30。これが普通に入手難。安い2SK192Aをたくさん購入してみると、7mAから11mAと今回のアンプに都合の良い電流値が取れる。

●STEP1
 2SK170BLをebayで100個買って、分類した。14mAから9mA。多いのは11mA代。
 14mA代を利用。
 ほ電源電圧は10.0V。出力トランジスタ横の放熱器の温度は40.02度。室温は26.6度。

 電源電圧9Vで2時間ほど鳴らしていた。ちょっと硬めの音。
 途中、11V付近まで電圧を上げたら、電流が急に増えた。その後少し鳴っていたが、壊れた。マイナス電圧側が電流が以上に流れる。終段が飛んだかもしれない。
 鳴らし運転でストップしてしまった。

●STEP2


2015年8月2日日曜日

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray Standard Edition

価格の変動が激しい。3018円で入手したが。

 花澤香菜 が、成長したんだ。


 でゅらら!!❌2 転 ここ数回、雰囲気が変わった。プロヂューサが違うのか。
 空気感を演出できる人は貴重だ。

2015年7月30日木曜日

さっそくトラブルWindows10

VGAの画面になってしまった。
世の中、だれも640×480で表示できる設定パネルをつくっていないので、画面からはみ出してしまって何も作業ができない。
ディスプレイポートのネゴシエーションに失敗している雰囲気。
誰が悪いのか? マザーボードだろうか、それともディスプレイ?
640x480以外が出てこない。

31インチの4K画面でVGA表示もオツなもの。それも白黒だし。

  • LG Electronics 4K IPS液晶モニター 31MU97-B
  • マザーボードMSI Z97M-G43
やるとすれば、HDMIにつなぎかえること?      だ    め   でした。

 HD4600のドライバを見つけるが、まだ用意されていないので、失敗するという、なんとも愉快な状態になっているようだ。

 それって、もしかして、ビデオカードを買いなさいという暗示? まさかね。

 intelの7/28最新ドライバを入れたが、かわらず。
で、使うのをやめにした。時間がもったいない。

 現在、Macに復帰中。

Audirvanaが2.xになっているので、アップグレードした。
steinbergUR12もつな いだら普通に音が出る。

2015年7月28日火曜日

新しい酒を古い革袋に入れる

意味を取り違えているような気もするが、大五郎をそのまま飲んでいたが、何か風情がない。そこで、入れ物を変えてみた。それだけなんだけど。


 うんうん、スピリッツが本格焼酎のように見える! 

2015年7月21日火曜日

741


UR12が24ビットだとしても、本家ASIOだとしても、1万円は1万円の音。きれいすぎる。普通すぎる。なので、適度にひずませるために、LEAKのVarislopeIIIをつなぎ、EL34アンプを使った。それなりに気に入った音になった。

 時代は進み、サミングアンプ シーメンスV275/0には741が使われている。その前にはディスクリートOPアンプが、その前は普通にディスクリートアンプ。
 入力はHAUFEのトランス、741の後ろにはLCフィルタ。SC5141Gの電流アンプ2個で出力トランスをドライブしている。

 位相補正コンデンサの入った741.これによってOPアンプが普及した。その前のuA709、LM301/201/101は位相補正のコンデンサを用途に合わせて設定しないといけない。その後オーディオ用として、そして今でも作られているNE553xは位相補正ありなしが利用/使用しないが型番で選べるようになっている。
 もともとトランジスタで回路を作っていた技術者が多いプロ機器では当然NE5534を使っている。

 位相補正は、つまり、フィードバック技術、時代は遡り、ベル研の製造部隊であるWE。海底ケーブルの増幅器を設計していたハロルドSブラック氏。負帰還技術が発明されてすでに100年がたっている。
 そのネガティブフィードバックを会社名につけたのがNF回路ブロック。


 セカンドソースは多い。オリジナルuA741はフェアチャイルドにいたワイドラー氏が設計した。カレントミラーの設計者として有名だが、この741にこの回路はたくさん入っているので、この時代、必然として編み出した回路なんだろう。
 増幅率の高いトランジスタが作れなかった。性能のよいPNPが作れなかった。コンプリメンタリになるトランジスタを作りこめなかった。とかとか。
 初段の負荷抵抗を上げるとゲインが取れる。抵抗では、電源電圧を上げないといけない。定電流回路なら、それらの欠点を克服できた。それをトランジスタ2個で実現したのがワイドラー氏。

 もどって、オペレーショナルアンプとは積分器が作れるアンプのこと。そこからアンプリファイアだけが残った。時代の流れだ。

 セカンドソースといえば、時代の要請。契約した会社もあるし、勝手に作った会社もある。新しい半導体が生まれても、製造をやめると、設計者は困ってしまう。逆に、1社が潰れて製造ができなくなっても、別の会社で入手できれば、設計者は安心して回路設計に使える。というのが、発端。

 NECの8080Aはオリジナルのインテルより命令が多い。
 メモリを作っていたインテルの隣はAMD。建屋の2階からインテルの敷地が一望できる位置。
 ビジコン社の依頼で4004を作ったインテル。4040/8008/8080/8080Aと製造してきたインテル社はセカンドソースをAMD頼んだ?
 今は、ライバルらしいが。時代は変わる。

 経営者は、製造ラインは金食い虫と映る。なので、AMDは分離した。TIの技術者だったMorris Chang氏、世界最大のファウンダリTSMCを作った。AMDの分離したファウンダリGLOBALFOUNDRIESは世界第2位。
 製造がいつも100%稼働ならいいが、現実はそうではない。経営者はそれが不満だ。
 今、インテルにセカンドソースはいない。世界の需要には波がある。手が空いた時期にFPGAの製造を受けていたらしい。それが、買収したアルテラだったようだ。

 FPGAなら短期間、在庫を持てる。
 今、リード付き部品はほとんど作られていない。トランジスタでいえば、製造しているのは3件いや サンケンだけ。らしい。東芝は、在庫販売。故に、日本の税制では、資産?になる。その評価は税務署にとってはかっこうの標的になる。

 在庫として持っている2SC1815で、東芝は税務署に言いがかりをつけられたわけ。悲しい現実。東芝って世界ランキングの10位に入っている半導体製造会社だ。日本のために政府は動いているのか? と思う。
 ニコンとキヤノンが世界のステッパの大半を作っていた時代、アメリカのたぶんコン猿が、それはまずい、というしアプライドマテリアルを国策会社として作った。
 ヨーロッパの半導体製造装置も壊滅状態だったが、税制の優遇されるオランダに、ASMLが作られた。現在、世界の50%を持つまで大きくなった。
 社長の気まぐれで、生産を縮小してしまったキヤノン。ニコンしか残っていない。14nmのステッパの開発はお金がかかるので、インテルも出資している。そういう会社なのだ。
 ロケットの打ち上げに失敗が続いているロシア。プーチン氏は半導体が作れる国になれと閣僚に指示したのは数か月前。中国を通じて技術が還流する。数年でARMプロセッサが作れるだろう。

 ルネサスはつぶしてはまずい、と日本の経済界は思っている。

 ルネサスに技術と人を出した後、富士通、三菱電機、東芝が窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)/GaN HEMTを作っている。

 OPアンプの現在のベースを作ったのが4558.レイセオンは軍事機器を作っている。ミサイルの世界一の製造会社。第2次世界大戦中はレーダーを作っていた。それから一般家庭に入ったのが電子レンジ。

 アクティブフェーズドアレイレーダーは画像処理が一番重要。画像処理で使われていたDSPを発明したのはNEC。現在FPGAで処理される、たぶん。
 FPGAに作りこむアルゴリズムの開発が一番重要。シュミレーションにはスパコンが必要。
 FPGA自体を日本で作っていない。一時期世界第3位の会社のをODMで作っていた会社もあったような。
 ザイリンクスやアルテラは、世界中複数のファウンドリで製造しているので、日本が買えないということはならないはず。

 衛星の画像処理、潜水艦のソナー解析はNEC、三菱電機。どのくらい政府は投資しているのだろうか。
 日本で徴兵制は復活しないという話がある。それは、地上を歩きまわる戦争は10年後にはない。だから、体力勝負の兵隊はいらないということ。
 東大とかつくば大学で優秀な学生を一本つりして、開発にあたらせるというスタイル。

 開発途中の情報を漏らせば、税務署に指示を出して、その開発費は見積もりになかったとか言って、防衛庁と開発1次受け会社のえらいさんは飛ばされる。実際に開発を受けていたn次下請けの担当者は、まずい、と思い、口をつぐむので、日本で何が開発されているかは誰も知らない状態が起こっている。 という小説をだれか書いてくれないかな。

 RSコンポーネンツでラズパイを買おうとしたら、これは軍事に転用できるので、英国から輸出するには、契約に同意していただく、というメッセージが出ている。
 300万台出荷時の用途には、軍事関係はなかった。いやー、使ってほしくないね。本当に。

 このまえ、イギリスの駆逐艦デアリングがやってきた。SAMPSONというGaAs半導体を使ったアクティブ・フェーズド・アレイをつんでいる。どこの半導体なんだろうか

で、本題。
 741のDC特性は、それまでのアンプから見ても、今のOPアンプからも、優れた性能ではない。アンプは位相補正がきかせられて、はじめてちゃんとした特性のアンプになる。負帰還とのかねあい。それらのオールオーバーの特性が設計できてプロ!
 741が出てからはアマチュアでも動く回路が作れるようになった。
 動くんだけど。
 周波数特性も普通なんだけど。
でも、プロが設計してるんだね。これが。
 とくに、モノリシックOPアンプは出力電流が取れないので、600オームのトランスを単独では駆動できない。
 いや、そういう問題ではなく。
 負帰還が発明されて100年。OPアンプのひずみ率は、測定できないくらい下がってしまった。
 LEAKのPointOneというアンプは、ひずみ率が0.1%を切ったというのが名称になったくらい、真空管時代は、大変だった。なのに、この時代のアンプのほうが、いい感じで聞こえる。
 困ったことだ。

 デバイスは、デバイスだ。使って仕様を満たせればいいんだ。出てきた音がよければいいんだ!



いらが

梅雨明けと同時にセミが泣き始めた。
 逆か。セミが鳴き始めたから梅雨が明けたのか。ここ柏には気象大学校がある。優秀な人材が、優秀なコンピュータとアーキテクト、プログラマが育つと、予測の精度はキット上がっていくに違いない。

 同期して、いらが、が、今年は栃の木で活動を始めた。

2015年7月19日日曜日

ノイズは測れるものか その3

 オーディオのブログで半端整流、もとい半波のほうが音がよい。という記述を見つけた。逆に、そんな迷いごと!と切って捨てる人もいる。
 両波整流回路で電圧をオシロでみている限り、正弦波であるからして、どこでノイズ、いや、ノイズが音の良しあしに関係していると仮定しているのだけれど、もとえ、ノイズが出るわけない。。。
と思っていた。某EMC対策の資料を読むと、1から99まで、電流の話が書かれている。
スイッチング電源は約50kHz付近の発振周波数が使われる。規制は130kHz付近から急に厳しいので、第2高調波までは多くてもかまわないというのがその大きな理由。
 その上の規制範囲外にとても大きな高調波を出すやからが世の中に出てきた。うちにもあるが、第損の掃除機。この高調波のエネルギーが、普通の電気機器に入っているフィルタのXコンを燃やしてしまったそうな。
 当然、最近、この周波数帯にも規制が入った。

 話を戻して、電流波形をみると、とても、変。パルスの波形になっている。現在、電圧波形を見ても、100Vの交流の電圧波形は10%以上ひずんでいる。10%はオシロを見ても、波形の頭が潰れているのが分かってしまうレベル。
 その原因が、電子機器。電圧と電流の位相がずれまくれ。ずれていなければ、Wの表示とVAの表示は同じ数値になるが。
 とくに電流は導通角が鋭い。鋭いということは、そこから高調波がたくさん発生する。MHzオーダーまで。

 導通角を広くするには、Rを入れる、Lを入れる。それでだめならPFCを入れる。いま規制は65W付近なので、ノートPCはそれ以下のACアダプタで利用できるCPUパワーがリミットということ。もうすぐこの電力値は引き下げられる。
 そうすると、PFC入りのACアダプタをつけるか、PCの電気を少なくするかの選択肢になるので、ハイエンドは電源のコストが上がるが、逆に性能はぐっと伸ばせる製品が企画できる。

仮定
 半波整流と両波整流では、0Vでクロスする部分が倍違う。半波整流では立ち上がりと立ち下がり、合計100回/秒、両波整流では200回/秒。だったら、両波整流が出すノイズのエネルギーは倍。

 電流の波形がパルスになるのは、Vfのせい。電圧を上げていくとシリコンダイオードならば約0.7Vで電流が流れ始める。ファーストリカバリやショットキーだとそれより低い電圧が多いが、それも、流れる電流で大きく異なってくる。
 セレン整流器はVfがない。世界で一つの工場が保守製品を作っているので、手に入ることは入るが、じだいのながれからして、無視しよう。

実証
 これが難しい。電流を回路に対して影響のない状態で測らないといけない。回路が分かっていれば、0.1オームの抵抗を入れても回路としては影響の受けない!ということがわかった上で電圧を測ればよい。でも、私はわからない。
 そうすると、電流プローブを使わざるをえない。MHzオーダーまで測りたい。
 選択肢は、テクトロと日置。どちらも、数十万円する。


CP-07C AC/DC Current Clamp Probe

 DC-5MHzまで測れるという製品。話半分。測ってみた。
 2MHzまでは何となく測れる、そのあと、急に特性が荒れる。
1万以下で買えるのに比べれば格段に性能は上がった。



2015年7月16日木曜日

Music

気になるアティストは1回、。。。興味のないアーティストは削除してください。
とでたので、全部消したが、完了できない。
 おかしな会社だ。

980円を2回も払わされたのに、二つの画面で、興味のないアーティストを消していったのに、サービスを受けれないって、アップルってサギ会社なの




JAZZを選んで、クリフォードブラウンもマイルスデービスも、でてこない!
ビルエバンスさえ出てこない。
アートペッパーしかり。

山中千尋 がでてくるって、くるっているよね、この会社。

 んっ、もしかして、購入履歴から出してきている?
渡辺香津美も山中千尋も、クレオパトラの夢を全部買おうとしたそのなかの一人なんだけど。


ここはヒートダウンして。

Music内を検索できるんだ。
  

Lullaby of Birdland


で検索する。youtubeに入っているサラボーンよりよい音だ。

2015年7月7日火曜日

steinberg UR12

 WSで100kHzの帯域が見たいので、192kHz/24bitの入力が可能なヤマハのUR12を購入した。
 WGで1kHz(最適化で972.6562Hz)を発振。マイクアンプのレベルを上げていって、ひずみが増える手前にセット。
 80kHz付近から変なベースラインの盛り上がりがある。ループバックの設定でもこの傾向は同じ。ADCのアンチエリアシングフィルタがきいていない? いや入っていない?


 L/Rのもう一つの出力をPicoに入れる。どちらもノイズフロワが同じくらい。24ビットADCのメリットはない。いや、設定方法があるかもしれない。



Multi-Instrument というツールを入れてみた。購入すると、100ドル。ノイズフロワは-140dBuくらい。発振器は高調波が多い。


WGはさすがきれいな波形。


どっちが好きかといえば

 いきおいで買ってしまったboxセット。
  • Miles Davis The Prestige 10-Inch LP Collection, Vol.1 
  • Miles Davis The Prestige 10-Inch LP Collection, Vol.2 
  • The Clifford Brown/Max Roach Emarcy Albums

  • フォノイコライザの出力
  • サミングアンプV472の入出力
  • フェーダW444staの入出力
  • UTC A22でモノに変換
と、miniDSPに入るまでにいっぱいのトランスが入るシステム。

2015年6月29日月曜日

第6世代CPU

 ソケットが変わる。チップセットも変わる。残念、今のマザーボードで更新できると思ったが、そうは問屋がおろさない。
 チップセットはキリの良い100番。メモリはDDR4も使える。たぶん、PCI-eのパフォーマンスも改善される。M.2も早くなれば、3割ぐらいパフォーマンスは上がるに違いない。妄想だけど。
 4K画面でニコニコ フル画面を2枚、連続再生できるかもしれない。


チップセットにもよるようだけれど,M.2が4枚刺さるのもあるようだ.そうとう足回りは強化される.

楽しみなApple Music

 1950年代のJAZZが好きだ。こういうのも好きだけど



 4Kの画面でも破たんしない。画像自体はフルHDくらいで作られているし、90Hz以下の帯域もしっかり入っている。

 レコードを全部は買えない。だから、月いくらかで聞けるのはうれしい。what a wonderful worldをiTunesで検索するといくらでてくるとおもう?!
全部聞きたい。音質は?なものもあるけど、とくに古いのは、よくリッピングしていると思う。

youtubeのほうが見やすいかも。

再度 電源インピーダンス測定

測定系を言葉ではなく図で示してくれた人がおられたので、その方法で測ってみた(ありがとう)。
 DUT電源は実験用アナログ電源HP6227B 5V出力。
 負荷は電子負荷 菊水PLZ72W。定電流外部コントロールを使う。4番にプラス。5番がグラウンド。フロントパネルでEXT、LOAD ON。それ以外はデフォルト。負荷電流はさちらないところまでの0.14Aまで増加させた。
 AnalogDiscoveryでネットワークアナライザを使う。AWG Offsetを2V、Amplitudeを2Vにすることで、正の電圧領域(0-4V)で波形が崩れずに出力できる。これをPLZ72Wの4番と5番につなぐ。つまり、電流コントロールを交流で駆動する。そしてスイープさせて周波数特性を得る。
 CH1に電流プローブをつなぐ。CH2は電子負荷の入力端子。
 電流プローブの単位は、 100mAが 1V。

 生データ。低域はコンデンサもトランスも使っていないので、20Hzからのデータは正しいかもしれない。電流プローブは12kHz付近から上は怪しいことが分かっているので、参考値。とはいえ100kHzぐらいまではまがりなりにデータは出してくれているのかもしれない。


 インピーダンスを計算した結果。前回と傾向は同じに見えるが。縦軸の単位は、検証しないといけない。データをみると電流プローブの出力電圧が0.06V程度。6mA?ぐらいか。そうすると、前回の電流測定で、30mA程度でないとほぼ正しい電流値でないことが分かっているので、誤差はとても大きいかもしれない。


 テクトロの電流プローブは、ヤフオクにも出ている。アンプは安いが、プローブは高い。日置のプローブは、そういう市場にも出てこない。プローブは、簡単に壊れるらしいので、怖くて10万円以上のものを買うことはできない。


抵抗値

 この前の電源インピーダンスを測ったときの抵抗の抵抗値は6オームではなかった。表示が8-2ΩJと書かれているセメント抵抗。これをパラっている。
DE-5000で測定した。

周波数 抵抗値  インダクタンス
100kHz 4.498Ω 2.291uH
10kHz 4.489 2.25
1kHz 4.484 2.2
120Hz 4.48 2
100Hz 4.47 2

金属皮膜
100kHz 1.093Ω 0.029uH
10kHz 1.064 0.01
1kHz 1.063 0.1
120Hz 1.06 1
100Hz 1.06 1

0.1%の抵抗
100kHz 9.992Ω 0.028uH
10kHz 9.987 0.17
1kHz 9.988 0.1
120Hz 9.98 1
100Hz 9.98 5

DALE RS-5 インダクタンスは数値が出ない
100kHz 49.95kΩ ?uH
10kHz 49.87k ?
1kHz 49.86k ?
120Hz 49.85k ?
100Hz 49.85k ?

DALE RS-5 
100kHz 0.985Ω 0.239uH
10kHz 1.001 0.21
1kHz 1.001 0.2
120Hz 1.00 0
100Hz 1.00 0

桜屋 無誘導 
100kHz 1.005Ω 0.03uH
10kHz 1.007 0
1kHz 1.007 0
120Hz 1.00 0
100Hz 1.00 0

MPC71 
100kHz 1.021Ω 0.102uH
10kHz 1.023 0.06
1kHz 1.024 0.0
120Hz 1.02 0
100Hz 1.02 0

MPC78 
100kHz 0.481Ω 0.058uH
10kHz 0.482 0.08
1kHz 0.483 0.0
120Hz 0.48 0
100Hz 0.48 0

MPC722 
100kHz 0.994Ω 0.079uH
10kHz 1.002 0.05
1kHz 1.001 0.0
120Hz 1.00 0
100Hz 1.00 0

2015年6月28日日曜日

ノイズは測れるものか その2

 PicoScorp5242BのFFTにはリアルタイムの表示以外に平均とピークホールドが選べる。ビン数がなんであるか、窓関数がノイズを測るときに何が最適なのかが分かっていないが、ランダムノイズが少ないほうがよいだろうと思う。
 測定環境が違うと、どんなノイズ成分が異なるのだろうか。ディスプレイを消してみた結果。


 上のがディスプレイを消したとき。ほんの少し違うが、大半のノイズは、別のところからやってきているようだ。測っているのは実験用アナログ電源。HP6227B。
 低い帯域。


 電源を変えてみた。菊水PAB32-2.


 ここは、わかるものを測ってみる。
 TR4171で30dBのアンプをONした。発振器はKenwood AG-230D。入力オーバーで壊すのが怖いので、アッテネータを-40dBした。発振周波数は4.91kHz。


 RBWは最小の3Hz。散歩中に1画面を描画してくれた。水平ラインが-100dB。画面の一番上が-30dB。
 PicoScorp5242Bでは、40dBのアンプがほしくなる。
 いろいろ分からないが、TR4171でRBWを狭くすると、ピークのレベルが変化する。PicoScorp5242Bのビン幅というのがそれに相当するのかな、152mHzと狭い。低い?単位の意味が分からない。
 TR4171のマーカーは98.4Bを表示しているが、どこからのレベルなのだろうか。PicoScorp5242Bでピークをマウスでクリックすると。左の目盛の数値をそのまま表示するだけ。


  同じ信号元で同じ周波数分析をやっているわけだが、見えているものが異なる、レベルも異なる。逆にいえば、見せたい情報を見せることだってできるわけで、いやできないか、隠すことはできるかもしれないし。測定って怖い。素人が、いや、意図をもったプロのほうが怖い存在かもしれないね。

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戻って、電源の出力にバナナ-BNC変換プラグを取り付け、BNCケーブルで直接入力したとき。


 測定系のケーブルがノイズを拾っていたことが明白に!
 TR4171でもやり直し。入力をショート。マーカーの読み方が分かった。表示のラインが-100dB。ここからの変位を表わしている模様。つまり、このマシンのノイズフロワは-126dB付近だ。


で、HP6227Bの5V出力を測る。BNCケーブルで直結。ノイズフロワはいくらか上がることが分かる。


5kHzスパンにして、低域の様子を見る。


1kHzスパンにしてハムの様子をみる。ハムの高調波は整流時の電流波形が導通角が狭いが故に発生し、トランスの漏れ磁束やプリントパターンの配線によるインダクタンスと相まって発生している。避けられない。とにかく-130dBまで見えるというのは、よいことだ。Picoでみるためにはやっぱり40dBのアンプをかませないといけない。


電源フィルタというものがある。



PicoScorp5242Bでは50Hzがちょこっと見えるだけ。


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電波教師 #13 「ジュネーブから来た博士」  バーナス・リーって、勝手に使わないでね。
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LM317 その1

LM317+TPS7A4700 その1


LM317 その2 別の。ADJに小容量のコンデンサが入っている。




実験用電源PAB32-2+TPS7A4700 その2


ちょっと考えさせられる結果。実装やちょっとした回路の工夫で10dBぐらい簡単に変わってしまうような気がする。TPS7A4700の実力はあるが、その前の整流回路やリップルをどの程度取るかで、総合的な特性が変わりそうだ。
 何につけても言えることなんだけどね。最終的には、自分で納得のいくプリント基板が作れないと、ゴールにはたどり着けないという事実。

経験値は上がる
 PicoScorp5242Bの入力レベルを下げると、ダイナミックレンジは上がる。さすが16ビット。
 電源から220uFで直流を切り、ノイズ成分だけ、PicoScorp5242Bへ入れる。


 しかし、しかし、電源を切っても同じ波形が出る。つまり、ケーブルで拾っている。ようは、ケーブルをむき出しでは、このレベルは測っても意味がないということなんだ。
 で、-124dBくらいがノイズフロワなので、TR4171と同じレベルが計れるということなのか? PicoScorpの平均というモードは、移動平均なのかな。どんどんランダムノイズが少なくなる。AnalogDiscoveryは平均する回数の数値を入れるので、アプローチが異なる。
 サンプリング時間を長くすると、ダイナミックレンジが広くなる。
HP6227Bの5V出力をPicoScorpにつなぎ、AC結合、±10mVレンジにする。サンプリングビン数は65536。平均で表示。15分ほどたった後の波形。


 ±20mVレンジのほうが有効ビット数が15ビットになり、±10mVレンジにくらべてダイナミックレンジが増えるようだ。入力をショートした時の特性。


 LN317(2)。TR4171より10dBほど値が い。

 横軸をリニアにした。


 最大スパンで表示。200Hzから14MHzまでの間で制御がきいていると見るべきなのだろうか。ICのループゲイン、コンデンサの能力で、この特性は変化するのだろう。