空港で、突然ダウンバーストの状況が起こるというのを発見したのは、日本人の藤田哲也だった。
なので、どの空港にも、ドップラーレーダーが設置されている。
従来の電波を用いるレーダー装置では、雨滴や雲のない晴天時は風速測定ができませんでしたが、今回受注したドップラーライダーは、単一周波数のパルスレーザーを用いて大気中の塵や微粒子の動きを捉えることで、晴天時でも風速や風向きのリアルタイムな測定ができます。また、高出力光アンプを搭載することで、最大で34km遠方(世界最長※)の風計測を実現します。 2015年3月に納入し、現在運用中の雨天時風観測用空港気象ドップラーレーダーとあわせて運用することで、全天候において香港国際空港の航空安全に貢献します。
たぶんレーダーといっても、回転しないアクティブフェーズドアレイタイプ。
晴天でも、竜巻を記録できる。他のレーダーと合わせて、発生状況を推定できるデータが取れる。
つまらん、Tカードみたいに、ポイントを付けて、企業にその情報を売るのだけがビッグデータではない。
複数のタイプの異なるレーダーからの情報をスーパーコンピュータで解析する。
この解析技術は、きっと、別の戦略にも使える。
解析したデータは、たとえば、交通機関の緊急停止情報とかに使える。いつ、竜巻が車両を持ち上げてしまう事故が起こるかは神のみぞ知ることだから。
リアルタイムに、電車が橋梁にかかる時間と、強風の予測ができる。つまり、強風だから、たっぷり列車を止めますっていいなんというか、なんというか、もうちっと何とかならんかという状況を打破できるかもしれない。
こういうのは、解析ソフトの開発が重要。そいう分野のソフトって、とっても頭脳が必要。日本って、このレベルの頭脳が就職難で有り余っている。。
蓄積できれば、パッケージにできる。
それにしても、千葉 というのをやめてもらいたい。
災害は地方自治体別の起こっているわけではない。
千葉市内と、私のほとんど茨城県隣接の千葉では、ほとんど状況は一致しない。
この技術って、本当は軍用レベルに相当するはずだけど、普通に輸出できるよね。
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やっている人を見つけた。
100×100の2次元だと、とんでもない価格になるアクティブフェーズドアレイ。
なので、1列だけにして、回転させる。そうすると、今のxバンドのレーダーと価格的に釣り合うそうだ。
http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1301/02.html
東芝が絡んでいる。
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