2012年8月17日金曜日

映画「おおかみこどもの雨と雪」

よくできた映画だと思う。私の年だが見るものではなく、若い結婚したての夫婦の見るとぴったりいう、そして今の時代に必要な要素を盛り込んだ、演出もよくできた映画。
エンディング、どこかで耳に残っている歌声、アン・サリー。10年ほど前にCDを買ったことがある。
何よりも、しゃべりがない。映像で見せているという、当たり前の手法が好感持てる。逆を言えば、テレビのアニメはしゃべりすぎる。

日本って四季があるから、それだけで数カ月単位の時間の移動が表現できるし、教室をパンしたた時に3年、4年生と1年の時間軸を早回しをし、雨が学校に行かなくなったことも、数カットで表現したりと、どこかの映画で使われた手法かもしれないけど、アニメの中でも上手く消化している。
「サマーウォーズ」は、なにそれ、というアニメだったけど、製作グループの総意にそって作らざるを得なかった部分が多かったのかもしれないが、その面々を満足させる売り上げを出せたので、今度は私のやりたいのを作らせてもらったという違いがあるのかもしれない。

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