2012年8月3日金曜日

トーンコントロールのつき始め


1940年前後、いろいろなレコードの補正カーブがあったが、わりと似通っているけど、はたして、購入した人がそれをわかっていたのだろうか。ジャケットに書いてあったのだろうか。一般常識でそのことは流通していたのだろうか。
きっとそうではなかったので、自分で変更できるようにしていて、最初は、わりとメジャーなレコードは、イコライザの素子のパラメータを変更できる回路にしていたけど、ユーザーはそれを理解しない。
では、低域と高域を連続で可変させてやれば、きっとユーザーがかってにいじってこれはと思うところに合わせるだろうと、トーンコントロールを実装した。
いま、トーンコントロールは、その部屋の状況に合わせるためとかいう理由が付いているけど、もしかしたら、そういう理由で最初にプリアンプにつけられた機能かもしれない。と古いプリアンプを見ていて思った。




0 件のコメント:

コメントを投稿