2012年10月22日月曜日

どうしてカソードの電解コンデンサは死ぬのか

こんな低圧回路に入っているのに、なぜ。
聞いてみた。

  • 低圧回路なので、耐電圧の低い、つまり形状の小さいのが使われているが、ここは音楽信号が流れる。プレートからの電流がみんな流れるから、高いリップル分がかかるというか、目いっぱい交流信号が流れる。
  • 真空管の近辺に置かれるので、温度が高くなる。取り外したのには60度とか書いてある。今は105度が普通なので、あっという間に寿命を迎える。

ということは、ここに音楽信号が流れる、音が変わるんだ。もっとも、フィルムを入れれば、問題はほとんどないのだけど、きっと、ここが心地よい音とひずみを生みだしているに違いない。


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