2016年6月7日火曜日

Raspberry Piのイヤホン出力の音を聞く

 Raspberry Piには、一番手軽に音を聞くにはイヤホンジャックを使います。B+の時代には、スイッチング電源に変わったから音がどうとかいう話を見かけましたが、その後、みんなの関心がI2Sに移ったようです。
 HDMIディスプレイを使えばそこから音は出ますが、秋月のSHARP 7インチ高精細IGZO-LCDパネル 接続モジュールセット(ラズベリーパネル接続キット)では音の出る場所がありません。
 
4極イヤホンジャック
 Raspberry PiのイヤホンジャックにはVideoが出ています。先端から、L、R、GND、Videoです。
パワーアンプは
もちろん効率の良いD級を使いますが、入力にボリュームがついていると便利です。
PAM8403 D級ステレオアンプモジュールを利用しました。このボリュームにはスイッチがついています。使ってわかりましたが、電源が入ったとき、ボコッとポップ音がします。

Raspberry Piのイヤホン・ジャックにパワー・アンプを追加する


 youtubeでそれなりの高音質の動画を再生しました。普通に、よい感じです。Raspberry Piは2Bを使いました。


電源系の接続
 RAVPOWERという2.4Aが二つ出力のとれる充電器を利用しました。これは、実際に測ると3Aぐらいまで頑張れそうです。
 これをRaspberry Pi 2Bに入れ、GPIOの5Vをパワーアンプにつないでいます。
 USBには、PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/Uをつなぎ、このキーボードにはUSBが2口あるので、マウスと秋月のLCDをつなぎました。秋月のLCDは多くても500mA程度の消費電流なので、問題ないようです。

 CPUは少しあったかいですが、いまのところ止まることなく動作しています。


2016年5月6日金曜日

visa32.dllが見つかり、ぶじKeysight BenchVueがインストールできた件

なんどやっても、

 すでにVISAが入っているので、それを使って、keysightはデータをもらうという形でインストールするというアラートがでる。
 すでにVISAのドライバが入っていると、side-by-sideという機能で、keysight側はデータをもらうという意味。

 LabVIEWの評価版を入れていた。アンインストールした。しかし、完全に削除できていないようだ。
 IVIとかいうソフトもアンインストールした。
 regeditの検索で、VISA LabVIEW Matlab で表示されるものはすべて削除した。
でもだめだ。
 お手上げ状態。

 手詰まりなので、primaryではないけどインストールをすすめた。Keysight IO Libraries Suite 17.2 のインストールのところで、
Install Keysight VISA default second
 primary ---- visa32.dll.bakに変更する
というメッセージが出た。

検索で見つかった。なぜ、ここでこのメッセージを出すんだ。もっと前にでていれば、もっとはやく解決したのに! NIのアンインストーラは、このファイルを無視して置きっぱなしにしていた。


C:\Windows\SysWOW64
visa32.Agilent Technologies - Keysight Technologies.dll
visa32.dll


 SysWOW64はWindows 32-bit On Windows 64-bitのことだそうだ。32ビットのプログラムを動かすための仕組み。
両方とも削除し、リブート。
インストールできた。

 つないでいた機器のインターフェースは、LAN、USB、GPIB-USB。GPIB機器が見えない。IOライブラリが新しくなったためらしい。82357Bは、マニュアルに従って再認識させた。

2016年4月17日日曜日

LabVIEW LINX Software Setup

https://www.labviewmakerhub.com/doku.php?id=learn:tutorials:libraries:linx:3-0:software-setup
のようには、LINXをインストールできない。Windows10のファイアウォールが邪魔をする。お勧めのツールを使ってのインストールは、この問題点(TCP/IPのポート)を指摘してくれるが、肝心のファイアウォールのアラート画面が出てこないので、インストール中に解除できない。ftpで落としてきたvipファイルをクリックしてインストールすると、ファイアウォールのアラートが出るので、先に進めれる。

今までに分かったこと。LabVIEW ホームエディションをダウンロードして、正常にインストールできないマシンがある。このマシンでは、岩通のツールが異常だったときにLabVIEWをインストールしてあるかどうかを聞かれた。keysightのBenchかIOサーチツールもLabVIEW が絡んでるような気がする。どちらにしろ、インストールが正常に行われたかどうかは、あまりにも入れるパッケージが多すぎてわからない。単純にホームエディションを入れるインストーラを用意してくれないと、初めて利用するユーザにはわからなすぎるインストーラだ。
アンインストールをしてもレジストリに試用期間が過ぎたことの情報が残って悪さをしているのかもしれない。正規な登録コードを入れてもLINXのインストールに失敗するので、そのマシンを使うのをあきらめた。

LINX3は、ラズパイをリモートでLabVIEWから使うツール。Arduinoと同じ考え。Windows10 IoT coreと同じ考えだと思う。

 ここまででわかっていないこと。ラズパイのSDメモリには何を入れればいいのか。Arduinoにはブートローダが最初から書かれている。Windows10では、PCのツールから書き込んでいるように思える。

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https://www.labviewmakerhub.com/doku.php?id=learn:tutorials:libraries:linx:3-0:raspberry-pi-setup
このスライドで分かったことは、ラズパイには普通にラズベリアンを入れる。LINXツールで、リモートソフトをインストールする。という手順。LAN経由で通信を行う。
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Lチカを始める。
Targets and Deices にタッチパネルしかない。LINXが見えるはず。
ftpで落としてきたのは、publishされていない。publishはpro版しかできないとされている。ビデオはプロを使っている。
30日トライアルをインストール。
publishするときに必要なファイルを読むようにファイルマネージャが開くが、何を開くかがわからない。

LINXパッケージを一度uninstallした。

お勧めの方法でインストールした。3363のポートは空いているママのようだ。
Targets and Deicesは見えない。リブート。
今度はTargets and DeicesにLINXが見ある。しかし、No items found 前途多難だ。

ラズパイの接続が、立ち上げるたびに毎回切れる。
固定IPアドレスを入れてsaveするが、ネットワークのリセットのメッセージを出したまま、フリーズする。

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やっと動いた。
たいへんだった。
どうも原因はファイアウォールではなかったようだ。LINXをインストールするときのモジュールにMakeHub Toolsも一緒に入れないと失敗する。ビデオでは、すでにそれがマシンに入っている状態で話を進めているように見える。
また、BlinkもI/Oポートの例題なのに、ビデオではeth0を触れるので、そうしないといけないように感じるが、そうではない。

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LabVIEW MakerHubによるRaspberry PiのLチカ (1)

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LINX3.00xは、1回では入らない。3台のマシンで実験。
アンインストールとインストールを2回、3回、5回で入った。めげないことが重要だ。


2016年4月15日金曜日

BDM4350UC/11 Philips 43型ワイド液晶ディスプレイ

4/15 出荷される雰囲気がない。
mojoの時のように1か月ぐらい先になるのだろうか。

4/18

注文番号:503-7094529-3060646 注文日:2016-04-07  "Philips 43型ワイド液晶ディスプレイ (4K対応/IPSパネル/5年間フル保証) BDM4350UC/11"
ご注文商品のお届けが遅れ、お客様へご迷惑をおかけしてしまうことをお詫びいたします。
現在、ご注文商品のお届け予定日が確定していないため、調整を続けております。お届け予定日が確定しだい、Eメールでお知らせいたします。万が一、入荷の見込みがないことが判明した場合は、大変申し訳ございませんが、やむを得ずご注文をキャンセルさせていただくこともございます。
ということで、キャンセルした。

4/20  在庫のある所に頼んだ。届いた。なぜか、HDMI1.4、Dport1.1がデフォルトだった。
 なぜ、4Kで60Hzが出ないか小一時間悩んだ。

今まで使っていた31インチのLG 31MU97-Bは画面を左右に分けてデータを送る。ケーブルの接触不良がよく起こり、半分だけ表示されないとか、同期がずれるとかのトラブルが多い。
Philips BDM4350UC/11は画面を一度に送っているようだ。今のところ、安定している。
HDMI2.0で4K-60Hz表示もできた。

LG 31MU97-Bでは、テキストを150%にスケーリングしていたので、それほど画面を広く使えていなかった。
BDM4350UC/11はテキスト100%で利用している。125%でもよいけど。100%だと、文字が汚い。ドットが見える。

BDM4350UC/11を机の上に、31MU97-Bをその上にアームで上下に並べた。これはこれで、マウスの動きも違和感がない。GTX950による表示は全く遅くなるそぶりはない。


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解決していない問題。
メモ帳、秀丸などを開くと、画面の面積の50%ほど、巨大な初期状態になること。マイクロソフトの基本APIがきっと4Kに対応していないのかな?


2016年4月14日木曜日

RaspberryPiに7インチLCDをつなぐ

 秋月電子通商で昨年の暮れから販売している7インチLCDパネルは、HDMIのインターフェースを持っていて、1920×1200と高解像度です。
 4月11日に専用のアクリルケースが販売されました。
 SHARP 7インチIGZO-LCD アクリルパネルキット

 ドライバさえあれば組み立てられるとありましたが、細かい作業です。
アクリル板の保護紙のはがし方がわかりません。世間では常識かもしれません。

 プレステ3の分解でフレキのケーブルのコネクタの外し方は学んでいたので、コネクタへのさしこみ具合の感覚は体感しています。これが初めてだと、心配な作業です。

 Raspberry Pi に小型LCDディスプレイをつなぐ 秋月電子通商7インチ1200×1920とアクリル・パネル


 くっきり見えます。
 初めてNexus7を手にした時、高解像度のパネルは、ドットが見えないと感動しました。でも、MacもWindowsも4Kにしてしまったので、この解像度は当たり前に見えます。

2016年4月9日土曜日

XLR RCA入力切替器がほしい が ベリンガーXair X16になった

 家の中の機材を全部XLR接続にしたいが、なかなかコストがかかるので、進んでいない。 しかし、切替器がないと、不便。 3点を同時にロータリスイッチで切り替えるようにすればいいかなー、とか思ったりしていた。
 そういえば、ミキサーはフェーダで操作すれば、切替機にもなるじゃないかと、組み立て始めたが、進んでいない。 

 見つけたのは、24ビット48kHzサンプリングのディジタルミキサBEHRINGER X16。 やっとのことで、右入力が右のスピーカから、左入力が左のスピーカから音が出てくるようになった。

 PC(foobar2000)からUSBで TEAC UD-501へ。XLR出力をX16の入力へ。X16のAUX をEckmiller W85 のフェーダに入れ、0dBでサンオーディオの300Bへ入れる。


操作画面。


 ビンテージ物のエフェクタを途中に入れられるはずだけれど、まだできていない。もちろん、イコライザはついているので、いくらでも特性の変更はできるけど、ビンテージ物のエミュレータを試してみたい。

 AUXはまだ2出力余っている。EQで100Hz以下のローパスフィルタを設定し、左右をミックすれば、サブウーファ出力ができあがる。

 音質は、問題ないように思える。中域のやせるような感じはない。弦の響きも十分に残している。



2016年3月29日火曜日

Raspberry Pi 3 model B と Volumio 2 RC1 & I2S-DAC ES9023

Volumio2が10月14日に正式にリリースしました。
10月15日現在、記事をアップデートしました。


新連載 最新ラズパイ・ゼロと真空管アンプでハイエンド・オーディオを

(1) 準備
(2) 真空管アンプの組み立てを始める
(3) はんだ付け完了
(4) 組み立て完了
(5) 測定1
(6) 測定2
(7) 真空管アンプの音出し
(8) Volumioのインストール準備
(9) Volumioの音出し


実験中
 リクロッカKALIを使うとMCKが出ます。なので、MCKが必要なAK44xxが利用できます。
 AK4452はこのシリーズの一番ローエンドですが、弦の響きがすごく良いです。

AK4497EQは電源の影響をすごく受けます。キットで最初出ていましたが、現在は完成品になり、半額で販売されています。

 ES9038PROは、現時点でスペックが最高のDACです。
ラズパイでも利用できます。DIYINHKでは最小構成が2万円購入できます。8電源必要なので、電源部分の費用のほうがかかります。
 KALIの出すMCKを外部入力で使えます。もちろん、KALIのMCKではなくボード上にある80MHzも使えます。





以下、Volumio2リリース以前の話題です。

 ラズパイで最新のMPDであるVolumio2(RC1)を動かしている。Raspberry Pi 3 model Bを使えば、外部にWi-Fiドングルを用意しなくてよい。RC1はまだサンバの共有サービスが実装されていないが、NASがNFSをサポートしていれば、現時点でマウントできる。ただ、設定時の認識、動作時のマウントは時間がかかったり、挙動がへんだったりする感じ。



 NAS経由の音源。96kHz/24bitは問題なく再生。192kHzはプチプチ切れることがある。


7/30 いずれもRC2対応の記事にアップデートしています。Rev.B

 Raspberry Pi とVolumioで最先端オーディオを楽しむ その6 コンパクトなZeroでMPD


 RC1のままだとHifiberry+にしか対応していない。/boot/config.txtで、plusの文字をとって

dtoverlay=hifiberry-dac とすれば、ES9023が使えるようになる。GUIの設定は現状のバージョンではhifiberryplusだけど。

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4月17日現在
まだRC1だけど、CD-ROMが読めるような?記述、HDMIへの音声出力の選択メニューなどが追加されているようだ。
Intel-PCは、それ自体をMPDサーバーにするようで、専用のマシンを用意するような使い方かもしれない。
6月11日現在
もうすぐRC2が出そう。最終テスト版。機能はRC1に比べて大きく増強されている。PC版も用意されるかもしれない。
6月23日現在
 ラズパイ3で44.1kHz再生時に左右の出力が入れ替わる現象は、カーネルが対応したバージョンをRC2で用意するらしい。

6月25日付RC2リリース
 3か月ぶりに最終チェック用RC2がリリースした。2.63GBの容量。intel用はまだ用意されていない。
ダウンロード先;
https://volumio.org/forum/volumio-rc2-t4288.html