2012年12月1日土曜日

45で1Wをだそうプロジェクトの開始 その2

 まず、ケースの大きさを考えないといけない。もちろん実験なので、大きめでもよいし、体裁は考えない。
 大きさを決めるのは、作業場所の確保、トランス類の影響。
 今回利用する電源トランスは大きいが、電流はあまり流れないから、磁界はそれほど大きくないと思う。磁界の強い方向は、このトランスを普通に置くと上下に出る。上下に良導体を置くと、そこに渦電流が流れる。流れた電流はジュール熱になって、大気に出ていく。
 で、実装問題として、上下の導体は互いに電気的に接続する必要があるのか。そして、回路のグラウンドと接続する必要があるのか。渦電流は50Hzの周期で励磁??される。熱に変わるだけなら問題ないが、導体のエッジから電波で放射されることが考えられる。したがって、トランス全体、6面を全部金属板で囲ってしまえば問題ないが、そこそこの大きさの板が必要だ。
 渦電流を良好に熱に変換するには、電気伝導率のよい金属が良い。って、どこにも書いていない。が、加工ができてリーズナブルな銅板を使う。厚めが良いというのは想像できるが高価になる。
 フレームの材料としてアルミ板を使うが、これにはグラウンドを直接接続しないようにする。そうすれば、迷走する渦電流がグラウンドに流れ込まないことになる。

 ということを考え、現実的な解決方法を模索する。
 電源トランスと出力トランスの上下には銅板を置く。少し離して設置、きっと距離の二乗で磁界は弱まるから。
 その上にフレームになるアルミ板を置く。
 それらは太いスズメッキ線でつなぐ。そして、回路のベタアース部分と1000pFか0.01uFでつなぐ。この値に根拠がないが、100Hzほどは通せず、もっと高い周波数的にはつながっているという勝手に決めた値。

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