中途半端が多い中、また新規にアンプを作ろうと思う。
清水の舞台から飛び降りた。F-925というコストセーブしたタムラのトランスを買ってきた。それも2個。重かった1個5kgもある。手が抜けそうだ。この表現おかしい。間違って覚えているのか。
ついでに、春日のチョーク10H-170mAも2個買ってきた。なぜ、2個か。
本当に重かった。
8417は、名前のとおり、ほとんど真空管のもっともエンド時期に設計された。だから、特性がすべての点についてよいことずくめ。しかし、それが音が良いのとは結びつかないのが、この世のならわし。
ひずみが少ないなら、2次ひずみを増やせばいいじゃないかという邪悪な発想をしている。
F-925は30W 5kΩのトランスだ。余裕を見て10Wのアンプとしたい。というとどうもそれは変だ。なぜなら8417を使う必要がないからだ。でも、たくさん買っているので、これでいく。
電源トランスが問題だ。ずっと、考えていたが、やはり予算が足らないので、新規には購入しない。中古のアンプ(8417パラプッシュ用)から取り外した。
5kΩなので、プッシュプルでは1/4の1.25kΩで負荷線を引くらしい。
このトランス、2次側にふた組の200Vの巻き線が出ている。もともと、それぞれをブリッジ整流し、直列につなげていた。ほぼ550V。これで電流は500mA。負荷線が引ける。
入力0から-8Vで、電流は220mA、電圧は250V。積の半分は27W。
-4から-8では9.8Wの電力。バイアスを-8-2=-10Vにして振幅は4Vあれば10Wになるのかな。もっとバイアスは下げる? A級だと、電流が流れる。
もしかしてCDの出力は2Vrmsだから2倍するだけでいいということ。
A-18は15k:80kだから巻き線比はルートに入れて2.3?ということは、ドライブの増幅は不要?
スクリーン電圧を200Vまで落とせば、電流も150mA程度まで落とせる。
この電流は片方のことを言っているのだろうか。トランスはプラスマイナス100mAとなっているので、規格オーバー気味。
100mAにするにはスクリーンを150V程度に落とさないといけない。この場合の特性図はない。
これらの前提条件が、考え方が間違っていないのであれば、後は、試作して、波形を見ながら、バイアスを決めていけばいい。
アイドリング電流を多く流すと、きっとクロスひずみは下がるけど、トランスの低域の特性が悪くなるに違いない。でも、実際にデータをとってみないと、何も分からない。
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