2016年10月4日火曜日

Raspberry Pi とVolumio2がリクロッカでさらに進化する

Volumio2が10月14日に正式にリリースしました。

Raspberry Pi とVolumio2はChordのmojoとあまり変わらない高品質の音楽がながれる。
それが、進化した。

https://volumio.org/allo-kali-i2s-reclocker-a-true-gamechanger/

ハードは、


  • ALLO KALI I2S RECLOCKER 7000円
  • ALLO – PIANO HI-FI DAC 2750円
  • ALLO – POWER SUPPLY 5V 3A 1125円

価格は本日のレート。
 ラズパイの上に重ねて使う。電源は、ラズパイだけとKaili+pianoの2系統に分けられる。

 pianoはPCM5122を使っている。抵抗やコンデンサは、オーディオ用を選んである。電源ラインには、LCフィルタがしっかり入っているし、TIの新しいLDOを使っている。ヘッドホンアンプも新しいTPA6133A2。

ありていにいうと、音の分離がよくなり、バイオリンが聞きやすくなった。弦がえも言われないぐらい震える。


Raspberry Pi とVolumioで最先端オーディオを楽しむ その7 より良い音を求めてリクロッカKALI

2016年10月2日日曜日

Arduino 2社に分かれていたが10月2日に一つになった

2014年春ごろから最初のArduino設立メンバとその製造する会社がもめ始め、分離しました。
http://mag.switch-science.com/2015/04/07/arduino-v-arduino/

Unoまでは共通ですが、上位モデルのCortex-Mシリーズなどでは開発ツールのバージョンが異なるなど、利用者は不便してました。
時代はIoT。Unoでは処理しきれない事態となり、Cortex-M0もしくはCortex-M3クラスと無線通信機能が不可欠となりました。

本日10月2日、Makeの会場で、両社が和解する発表がありました。Arduino Holdingという一つの会社になります。

 これからは、MacのFTDIで通信できない点など、早急な対応が図られると期待しています。

2016年10月1日土曜日

ラズパイでVNCを使うのがこんなに簡単になった

9月23日付けのラズパイのリリースは、画面回りが一新されました。WebブラウザもGPUメモリ 16MB で動きます。

20年前、リモート・ソフトを使ったことがありますが、画面更新が亀のように遅く、それ以後、使っていませんでした。

今回のリリースでは、個人使用のライセンスでRealVNCサーバがインストールされています。設定画面でチェックするだけで、起動できます。

使ってみて、便利だ、早い! というか、ラズパイにディスプレイが不要になりました。


とにかく便利!Raspberry Pi をWindowsから利用するVNCの簡単インストール

2016年9月16日金曜日

Analog Discovery 2は多機能な計測ツールだけど、3万円以下だった時代に比べれば割高になった。
アナデバのツールにADALM1000がある。安価。ユーティリティPixel Pulse 2はオシロスコープと発振器のツール。
もう一つのユーティリティであるAliceはスペアナやオシロがある。ネットワークアナライザの機能はないが、インピーダンスが測れる。これが一筋縄で使えない。勉強しなくては。

オーディオ帯域の波形を見る手軽なツール ADALM1000 (2) Pixel Pulse 2


2016年8月10日水曜日

Raspberry PiによるWindows 10 IoT Coreのまとめ

8月3日にWindows 10 Anniversary Updateがありました。Windows 10 IoT Coreはマイコンボードに対応した組み込み用のOSですが、同様にAnniversary Updateがありました。
Windows 10 IoT Coreの開発ツールはVisulaStudio2015でRaspberry Piなどのマイコンボードのソフトを作り、リモートで更新します。デバッグもできる便利な環境が用意されています。
 まとめ記事を掲載しました。
http://www.denshi.club/make/2016/08/raspberry-pi-3-model-b-10.html

2016年8月2日火曜日

LTspice17 LTspiceXVII

無料で利用でき制限のない回路シミュレーションソフトの新版が7月28日にリリースされた。Windows用だけで、64ビット版が用意されたことが新しい。見た目は変わらないが、UNICODEに対応したので、マイクロにuを使わなくて済むし、コメントも日本語が書ける。変数にも日本語が使える。

LTspiceXVIIがリリースされました

2016年7月1日金曜日

Raspberry Pi と Volumio 2 RC2 & I2S-パワーアンプMAX98357

 I2S接続は、音がよい。ということで、パワー・アンプをつないでみた。どの半導体メーカーも頑張っているが、最近、TIの宣伝をよく見る。けれど、電子工作で使えるのは多くない。
 エイダフルートの製品をスイッチサイエンスが扱っている。

MAX98357A搭載 I2S 3W D級アンプボード

元の型番は「Adafruit I2S 3W Class D Amplifier Breakout - MAX98357A」だが、マニュアルは「Adafruit MAX98357 I2S Class-D Mono Amp」とモノアンプであると明記されている。

 I2Sはステレオ信号を受け付ける。MAX98357 は、16/24/32ビットで最大96kHzまでの信号をデコードする。ハイレゾ対応だ。
 問題は、出力が1系統しかないところ。デフォルトがL+Rの混合出力。用途によってはそれでよいのだけど、ステレオで使いたい。
 SD端子にかける電圧で、Lチャネルだけ、Rチャネルだけ、L+Rチャネルという使い分けができる。つまり、ボードが2枚あればよい。

 I2Sの信号は3種類あるが、MAX98357はラズパイでも扱っている左詰め。
 とりあえず、Lだけ、Rだけの出力が出るところまで実験した。


Raspberry PiのI2Sにパワー・アンプを追加する (1)

真空管でいうと45シングル並みの1W少しのパワーしか出ないが、45なみに、中低音はしっかり、明瞭度の高い音楽が聞こえてくる。