2016年3月20日日曜日

Raspberry Pi のI2S信号を見てみる

(1) ES9023ボード
 型番はI2S HiFi DAC ES9023 Expansion Board Decode Board Encoder for Raspberry pi B+で頼んだが、送られてきたのは、TeraDak ES9023 For Pi 2/B+ だった。2417円で購入。


 4つの信号を、200MHz、200MS/sの4象限オシロで見る。
 入力はCDリッピングのまま44.1kHz/16ビット。

 周波数を上げる。

 MCKが見えるところまで上げる。
LRCKの中に、MCKがびっちりと乗っている。BCKもしっかり乗っている。けれど、1/0の判断を間違えるようなレベルではない。
 BCKを基準に数ns遅れてDATAを見るので、ジッタの影響は全くない。というか、素晴らしい信号の立ち上がり。LRCKとBCKの同期はきっちり取れている。MCKは50MHzなので、同期はとれていなし、なんだかひずんだ正弦波だ。

 100MHz 5GS/sのオシロで見てみる。2現象なのでBCKとMCKだけ。同期はしていないので、ログデータをキャプチャ。
  706/44.1=16倍 サンプリング周波数の16倍がBCKになっている。


 ちなみに、画面で見えているのは、こんな感じ。
5GS/sすごいところは、なにかにひきづられて時々時間軸方向に微妙にずれているところをきっちり記録している。でも、このゆらぎは、データの読み取りに影響が出ているずれではないと思う。


●192kHz/24bit
 時間軸は上記の5倍速くなっています。BCK,DATAの関係はおんなじに見えます。おかしいな、Volumioの表示は32bitになっている。


 時間軸を早くします。
 もっと早くします。BCKは100ns=10MHz?
さらに早くします。
別のオシロで見ると。うっすら、少しずれた波形が見えています。BCKとMCKです。

BCK(下)とDATA(上)のタイミングを見ます。TIのPCM1792のタイムチャートによれば、BCK立ち下がり10ns後にDATAをサンプリングしていますから、ジッターの影響はないですね。


I2Sの信号の立ち上がりがとてもそろっています。ARMマイコンって、I/Oを同時にON/OFFする命令があるのでしょうか?

 ついでにRCAのアナログ信号を見て。。。見ないほうが良かった。本当? 1kHzは存在するけど。


 プローブではなくてシールド線でつなぐと少しはきれい。

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