2014年7月26日土曜日

パワーアップした45アンプ


  高域はトランスの特性で荒れている。でも、十分。フィルタで緩やかに落とすべきか。
 低域は、20Hzほどまで出ているのは驚異かもしれない。


 UTC A-18 3.75k:80k のトランスに変更した。電圧ゲインが下がるが、初段アンプのフルゲインで最大に近い音量になりそう。
 高域の荒れが減った。とはいえ、ダラーと下がってほしい気もするが。
 聴感上も、大きく違わないかな。



SESCOM MI-13 3.75k:60k なぜか低音の質感は、これが一番。2番目はTPs-6S。なんだか物足りないのがA-18。測定結果からはわからない。
 カットオフ周波数を下げようと、150uFに100uFを足してみたが、聴感上変化はなかった。
 どちらかいうと、だらだらではなく低域がスパッとしっかり落ちた方が、低音の質感はあがるのか?


 ところで、グリッドに入っている抵抗は何のため?  
 いつ入れたのだろうか。ショートしてみた。音が弾んでいる? 明日、特性をとってみよう。

 高いところでピークが出る。通常、このピークは落とすから、120kは正しい抵抗だった。
 

33k並列、120k+直列に抵抗を段間トランスの2次側に入れると、特性は売り物ぐらいにきれいになった。


 この後どうするか。
 インターステージのトランスの1次と2次を逆にする。
そのためには、ドライブの電圧をそうとう高く確保しないといけない。
 45はバイアスが53V。40V振幅が必要とすれば、40*4.5倍=180Vをドライブ段で用意しないといけない。なんか大変そう。

  趣向をかえて、LEAK  Varislope III をつなぐ。出力が低い。
 ハムがとりきれない。ヒータをDCにしたが減らない。
 もともとこの時代8uFの電解コンデンサしかなかった。これに100uFを入れたのだが。
 本来は、パワーアンプの高圧から相当電圧をドロップしているところ、150Vを用意したので、そのわずかなドロップ分ではリプルをとりきれていないようだ。
 470uFを入れて手元にあった1.5Hのチョークを追加したら、そこそこハムは減少した。
 しっかりチョークを入れれば良さそうだ。電流は30mA流れてる。


 





 測定結果と低音の出方が違うことについて受けた指摘;
-出力が低いときは低域は出る.最大出力付近で低域がどのくらい出ているかを見ないといけない.
-入力インピーダンスが変わっているのなら,何を測っているのかわからない.->出力バッファ+600Ωをつける.

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