2017年7月31日月曜日

キャラクタ表示LCDをArduinoとRapberry Piで使う

秋月電子通商で販売されているI2Cで接続するキャラクタ表示LCD(OLED)を利用する事例です。
 AQX0802とAQX1602は消費電流が1mAと小さいのが特徴です。Arduinoにはライブラリがあるので、ほぼそのまま利用できます。ラズパイで使うときは、SDA信号のACKをLowにひけないので、PCA9515というリピータを利用します。
 I2Cのデフォルトのデータ転送速度は100kHzです。ACM1502NIは、ラズパイで利用するとき、50kHzに変更します。
 OLEDのSO1602は、白色以外にも緑と黄色の発光色を選べます。欠点は、表示文字が多いほど、消費電流が増えることです。


I2C接続AQMシリーズのキャラクタ表示LCDをArduinoで使う

(1) AQM0802
(2) AQM1602
(3) ACM1602NI
(4) SO1602
(5) 応用 clear home setCursor

I2C接続AQMシリーズのキャラクタ表示LCDをラズパイで使う

(1) AQM0802
(2) AQM1602
(3) ACM1602NI
(4) SO1602

2017年7月30日日曜日

Raspberry Pi ZERO とVolumio でハイレゾを聴く

Raspberry Pi ZEROは2015年暮れに5ドルで発売され、その後Ver1.3に上がりましたが、日本国内では正規な流通には乗りませんでした。
 5ドルではありませんが、Raspberry Pi ZERO Wの販売が国内で始まりました。スイッチサイエンスでは1296円で販売しています。Wがあるナシは、Wi-Fiがオンボードで使えるかどうかの違いだけです。CPUやメモリに違いはありません。
 ラズパイ3に比べると処理能力は劣りますが、Volumioを利用したハイエンドのハードウェアとして十分に使えます。

最新ラズパイ・ゼロと真空管アンプでハイエンド・オーディオを

2017年7月27日木曜日

無料のOSでNAS

富士通 PRIMERGY R200 S8を1万円で落札。1Uサーバ。CPUが貧弱なのをワッチすると、落札しやすい。メモリも4GB程度と少ないのを選ぶ。24GBとかは価格が上がる。
 XEON E5-xxxxは世代は古いが、十分な処理能力を持つ。その前のLGA1366ソケット56xx/55xxはチップセットの発熱が大きい。E5-xxxxはLGA2011ソケットで、その次のE5-xxxx-v2とCPUは互換。現行のE5-xxxx-v3と-v4はLGA2011-v3ソケットで、フィンは互換。
 LGA1366とLGA2011/-3はフィンのねじ穴位置は同じ。けれど、M3かM6の違いがある。

 E5-xxxxの中の上は中古で数千円。最上位クラスだと1万円を超える。E5-xxxxは2個搭載できるモデル。同じIDでないと、BIOSではねられる。でも、動作する時は、クロックも電圧も、core自体の速度も異なる。変なの。
 この時代のCPUは、コア数が増えると、全体的にクロックは下がる。いや、上がらない。6もしくは8コアぐらいがバランスがいいかもしれない。
 サーバのメモリは、DDR3で、ECC対応、バッファード、レジスタード。中古品は安い。16GBが1万円を切る。

 サーバのファンは、電源が入った直後、回転数が最大になる。OSが動き出すと、低速になる。うるさいからといって、ファンを間引くと、fanがおかしいといって、残りのファンは最大回転数のままになる。よくできているが、とてもうるさい。
 Intelのファンはうるさく、冷却能力に問題がある。
 LGA2011用ヒートパイプ式のフィンだけでもファイルサーバとしての運用時には60℃付近で収まるように思える。安全を見て12センチのケースファンを回せばよいように思える。ケースファンは2個もしくは3個入りで千円ちょっとで購入できる。
 メーカのFANコネクタは4ピンもしくは6ピン、もしくは8ピン。6ピンはケーブルの色を見れば、4ピンと互換があるのがわかるかも。黒がGND、黄色が12V、赤色が5V、緑がPWM。PWMはつながなくてもファンは回る。ファンは12V。

 サーバのマザーボードにSASインターフェースがついていたら、外す。立ち上がりに数分かかる。
 DVDが取り付けられていたら、それはSATAなので、HDD/SSDがつなげられる。電源は、SAS用配線を途中で分岐する。黄色が12V、赤色は5V、黒はGND。

 Windows10をダウンロードし、USBメモリに書き込む。ツールはrufus。
 マシンの立ち上がり時、ブートデバイスを選択し、USBメモリから立ち上げる。
 OSが立ち上がったら、CPUIDとCPUID HWMonitorをインストールし、CPUIDで負荷テストを走らせ、CPU負荷を100%状態にする。CPUID HWMonitorで温度を監視する。70℃台ならOKとする。

 Microsoft Hyper-V Server 2012 R2をダウンロード。無制限版。ツールrufusでUSBメモリに書き込み、ブートする。
 GUIがないOSといわれるけど、notepad.exeが動いたりする。
 cmdが立ち上がっているので、net share nas1=C:\Users\public /grant:everyone,full で共有ディスクを作り、再起動。クライアントPCから共有ディスクが見える。使える。

 サーバは1U/2Uではなくデスクトップ型が、扱いやすい。E3-xxxxはシングルCPUのXEON。6コアでも十分速いかも。デュアルのモデルは、やはり奥行きがある。