2017年2月24日金曜日

ラズベリーパイ ゼロが国内販売開始

Raspberry Pi ZEROは2015年暮れに5ドルで発売され、その後Ver1.3に上がりましたが、日本国内では正規な流通には乗りませんでした。
 2017年2月24日18:00に国内販売が始まります。KSYでは702円+送料、スイッチサイエンスは648円+送料です。どちらも即日発送ではありません。
 最低限、ピンヘッダがないと、積読になりそうです。

現行のラズパイ3(Raspberry Pi 3 model B)に比べて、

  • CPUがシングル・コア(3は4コア)
  • クロックが1GHz(3は1.2GHz)
  • メモリが512Mバイト(3は1Gバイト)

と機能が低いですが、学習を初めるには十分な機能と速度があります。

 2017年1月11日のラズパイOSが最新です。


5ドル!ラズパイ・ゼロ(Raspberry pi Zero)でIoT (1) ラズパイとは

DC電源の出力インピーダンスを測りたい これは正しいのだろうか

順次加筆中。訂正中。

手軽なツールで測れないものか

 DC電源の出力の電圧をV1、抵抗をつないで電流を1A流したときに測った電圧をV2とすると、
 電源の内部抵抗 R = (V1 - V2) /1A = V1 - V2

 直流時の出力インピーダンスが求まる。
 オーディオ・アンプをつないだ時、20kHzまでの入力周波数の強弱に応じて、電源に電流が流れ、その結果、電源電圧が変化する。
 アンプのPSRRはOPアンプ・タイプだと高い。でもシングル・アンプは、電源の変動の影響を受けるはず。D級アンプは、出力は電源電圧に比例するので、電源電圧の変動は、音量の変化に直結している。
 交流でのDC電源の出力インピーダンスが測れれば、望むべく電源を製作できるはずだ。


原理
 直流でのインピーダンスは、
  R = E /I
 交流でのインピーダンスは、
  Z = E /I
でいいのだろうか。おんなじね。

 負荷RlはDUTの出力インピーダンスと並列合成インピーダンスを測定していることになるが、通常電源であるDUTの出力インピーダンスの方が負荷インピーダンスより十分小さく支配 的となるので、影響を無視するという前提。
 RsはDUTへ数mA流せばよいので、5Vぐらいまでの低圧電源の場合は1kぐらいのほうがよいかも。24Vぐらいだと5.6kぐらいが妥当かも。入っていないと、当然過剰な電流が流れ、保護回路が動作してしまう。
 直流を遮断するためにブロッキンング・キャパシタ1mF = 1000uFを入れればよいらしい。
 http://cp.literature.agilent.com/litweb/pdf/5989-8036JAJP.pdf



安全に測定するためにトランスを使う
 10Hzから10MHzの帯域が扱えるトランスは存在しない。
 トランス自体があまり市販されていない。
 測ってみる。入出力の抵抗負荷の値で帯域は異なるけど、300kHzまでは使えそう。

LL7401 耐圧2kV
飽和する電圧は十分高いように思える。





交流の電圧と電流って何
電圧にはピークツーピークVp-p、Vrms=実効値の2通りの表現がある。直流は同じ数値になるが、交流は異なる値になる。
電流はどうなのだろうか。あまり見たことがない。

PicoScopeで電流プローブをつけてみた。測ってみた。

実効値で計算するのだ正しいみたい。





●参考資料

http://www.nfcorp.co.jp/techinfo/keisoku/impedance/swps.html


http://www.eevblog.com/forum/projects/impedance-analyzer-build-and-experiments/225/

http://park8.wakwak.com/~hilo/audio/inst/index.html